山口大学では,特許検索システムを独自に開発し,特許等の技術文献の検索サービスを提供しています。システム名はYamaguchi University Patent Search System,略して”YUPASS(ユーパス)”と呼んでいます。
特許情報等検索システムには様々なタイプがありますが,YUPASSでは発明者等の住所も検索フィールドにセットしています。無料で利用できる特許情報プラットホーム(J-PlatPat)の検索方法に多くの場合準拠しておりますので,まずはJ-PlatPatにて検索に慣れることをお勧めします。慣れている方は,両方のシステムを同時に立ち上げ併用して頂くと,特許・実用新案情報の検索をより効果的に行うことが可能です。
なお,YUPASSは年別出願件数グラフ化機能やパテントマップ機能作成支援(検索結果のCSVダウンロード,パテントマップ作成ソフトの提供)など,授業や研究に活かせる機能を有しております。以下YUPASS機能の特徴例と,YUPASSとJ-PlatPatとの機能比較表 を掲載しておりますので、両者の使い分けなどにご利用下さい。
【YUPASSの特徴例】
・特許公報に含まれる全テキストデータの一括検索機能
・テキスト全文の始点から終点まですべての文言検索機能
(助動詞の部分で検索語句の自動的な丸め処理は行っていない)
・平均3秒程度の全文検索
・学内サーバ設置で時間帯に関わらず安定した検索が可能
・全文検索は平成5年以降の特許実用新案に対応込め