令和7年2月5日(水)、本学とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、産学の連携を通して得られた研究成果を広く社会に還元・貢献することを目的とした包括的な連携推進を行うことに合意し、本学事務局2号館4階第2会議室において協定締結式を行いました。
また、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社役職員有志の皆様より、災害時の復旧など社会・地域が抱える課題解決の研究に活用する趣旨で、同社募金制度を利用して本学にご寄附をいただきましたので、目録贈呈式を併せて行いました。
本協定では、両者による包括的な連携推進の下、研究開発・人材育成など相互の協力に基づき得られた研究成果を広く社会に還元・貢献し、知の創造としなやかな人材の育成により地域に・世界に貢献することを目的にして、以下の事項について実施します。
(1) 地方創生、地域課題の解決に関する共同取組に関すること
(2) 研究成果等の産業界における活用促進に関すること
(3) 産学官連携による人材交流、人材育成に関すること
(4) その他、両者が必要と認める事項
協定締結終了後は、あいおいニッセイ同和損害保険会社理事山口支店長 清水裕子様からこの度の協定に関する取組について発表があり、本学の佐藤晃一研究推進担当副学長より「one welfareについて」、地域レジリエンス研究センター長 赤松良久教授より「地域レジリエンス研究センターについて」、創成科学研究科(工学系学域) 榊原弘之教授より「フェーズフリーMaaS について」の発表がありました。
本学とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、既に研究面での交流を活発に行っていますが、今回の協定締結を契機に、交流を一層深め多方面で連携していくとともに、教育・研究の活性化はもとより、山口県の様々な産業の活性化に取り組んでまいります。