3月23日(金)、山口グランドホテルにて、山口大学地域産学公連携シンポジウム(平成23年度文部科学省「大学等産学官連携自立化促進プログラム」地域産学連携システム調査事業報告会)を開催しました。
「地域と共創する大学を目指せ!~地方大学が「地域における知の拠点」として果たすべき役割とは~」をテーマとして、文部科学省の里見産業連携・地域支援課長の「産学官連携の”これまで”と”これから”」と題した基調講演、金沢大学イノベーション創成センター吉国信雄センター長の「地域のための大学の産学官連携セクションの役割」、山形大学国際事業化研究センター小野浩幸副センター長の「学金連携を中心とした人材育成と地域との共創」と題した特別講演をいただきました。
里見課長からは産学官連携のこれまでの取り組みと24年度の新たな施策の紹介、吉国センター長からは石川県との協働による地域活性化プロジェクトに関する取り組み、小野副センター長からは金融機関との連携(学金連携)に関する取り組みの紹介がありました。
また、平成23年度の同プログラム事業で実施した「地域との産学官連携方策に関する調査研究」の報告を行うとともに、山口大学における産学公連携活動の報告を行いました。
他大学、地元行政、産業支援機関など66人の参加があり、続いて開催した情報交換会にも多数の参加があり、今後の地域産学官連携のあり方などについて活発な議論が交わされました。