山口大学と㈱トクヤマ徳山製造所との包括的連携協力協定にもとづく共同研究成果発表会を開催

本学と株式会社トクヤマ徳山製造所とは、平成16年10月26日に研究開発や技術交流・人材交流などで幅広く連携するため、包括的連携協力協定を締結した。
　 それにもとづき共同研究、技術･人材交流、人材育成を両者で協議して推進している。共同研究については、成果発表会（非公開）を定期的に開催することとし、平成18年度の共同研究成果発表会が、去る5月28日の午後、株式会社トクヤマ徳山製造所において開催された。
　 三木副学長のあいさつにひきつづき、平成18年度に実施した製造現場の課題および製品開発に関する共同研究テーマについて本学教員から発表され、それぞれのテーマに対し、㈱トクヤマの技術者から具体的な質問や意見が寄せられ、発表者との間で活発な質疑応答が行なわれた。
　 発表会の参加者は、山口大学の関係者とトクヤマの幹部･技術者あわせて約80名であり、昨年度の発表会よりも増加し、関心の高さが伺われた。
　 製造現場における課題の検討にも大学のアカデミックな研究手法が有効であり、今後も両者の情報交換をより密にするとともに、連携体制をさらに充実することの重要性が確認された。