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山本節夫教授らのグループ『第32回真空技術賞』を受賞

(2007年11月20日掲載)

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11月14日(火)、第48回真空に関する連合講演会において、山本節夫教授,栗巣普揮准教授,松浦 満山口大学名誉教授と本学大学院修了生3名(木本 剛氏,藤井寛朗氏,田中和彦氏)、ならびに連携企業3社(三愛プラント工業㈱, 新光産業㈱, ㈱UBE科学分析センター)の技術者による研究業績「チタンの真空特性の研究と真空材料としての応用」に対して、日本真空協会から第32回真空技術賞が授与されました。
研究推進の要となった栗巣准教授は、「受賞対象となった研究開発は、地元企業2社を含めた企業3社と多くの協力企業、県および国の支援という産学公連携のもとで実施したものである。チタン材の優れた真空特性を定量的に明らかにし、要素技術開発から実用品製作まで推進してきた12年間に及ぶ我々の真空技術への貢献を高く評価していただいた。これまでにご支援ご協力いただいた大勢の方々に心から感謝申し上げたい。辛抱強く研究に取り組んだ当研究室の大学院生(機能材料工学専攻)と一緒に受賞できたことを特に嬉しく思っている。チタンを利用した真空技術は、ナノテク技術の進展に不可欠なキーテクノロジーとなると予想される。今回の受賞を励みとして、いっそう研究開発を進めるとともに、世界を視野に入れた事業展開に臨みたい。」と抱負を述べています。