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経済産業省「平成20年度体系的な社会人基礎力育成・評価システム構築事業」採択

(2008年8月8日掲載)

 

経済産業省が産業人材育成政策の一環として普及に取り組む「社会人基礎力」に関して公募を行った「平成20年度体系的な社会人基礎力育成・評価システム構築事業」に対し,本学から行いました提案「学部1年で着手しCHECK-MANIFEST-ACTIONループで定着させる継続的な社会人基礎力の育成と評価」が、外部有識者による審査委員会における厳正な審査を通過し採択されました。全国33の大学から応募があり,本学を含む9大学の提案が採択されています。

本学では今後提案事業の実施に取り組み,その過程や成果を社会人基礎力SNS『基礎力.net』や本学独自のHPなど,様々なチャンネルを通じて発信していきますので,どうぞそちらもご覧下さい。

【事業の概要】

 学部1年次を中心とする入学間もない学生に社会人基礎力という能力指標の存在とその強化の重要性を教授する正規の講義科目を開設する。この講義の中で産学連携して実施するプロジェクト課題を課し,履修生が社会における自らの立ち位置を認識し,以降の継続的な能力強化につながる体験を得ることのできる場を設定する。また,2年次以降の学生を対象に,社会人基礎力の自己評価(CHECK)に始まりメンタリングと能力強化宣言(MANIFEST)そして実行(ACTION)に至る一連の過程を学期進行と連動して繰り返すCHECK-MANIFEST-ACTIONループを構築・運用することで,学生の継続的な能力評価と育成を支援する。自己評価とMANIFESTの履歴は電子ポートフォリオシステムに蓄積して管理・運用することで,学生の能力強化支援ツールの1モデルとすることを目指す。

【事業代表者】山口大学産学公連携・イノベーション推進機構 准教授 藤井文武