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「長州ファイブと横浜開港150周年記念フォーラム」 ~ヨコハマとやまぐち・日本の未来のために~

(2009年9月3日掲載)

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山口大学では、昨年10月に産学連携協定を締結した財団法人横浜企業経営支援財団と、8月26日(水)に宇部全日空ホテルにおいて、「長州ファイブと横浜開港150周年記念フォーラム」を開催いたしました。このフォーラムは、「ヨコハマ」と「やまぐち」が実質的な成果を求めて動きはじめるキックオフ・イベントとして実施したもので、大学、企業、行政関係者をはじめ、一般市民の方々など約400名の参加がありました。
オープニングでは、「やまぐち」と「ヨコハマ」の産学公関係者の立会のもと、シルクハットを被った、本学の丸本学長と同財団の清水理事長が、実質的な産学公連携を深め、成果を創出することを誓い、固い握手を行いました。
続いて、映画「長州ファイブ」の五十嵐監督、横浜市立大学の加藤名誉教授に講演を、本学大学院修了の貞廣さんからロンドン留学の体験発表をいただきました。パネルディスカッションでは、「ヨコハマとやまぐち・連携の未来」というテーマで、本学産学公連携・イノベーション推進機構 堀副機構長のコーディネートにより、宇部市の食品加工機械製造会社㈱ヤナギヤ 柳屋芳雄社長、横浜市の光造形システム製造会社シーメット㈱ 萩原恒夫常務、同財団の吉田常務、本学工学部 三浦学部長から、それぞれの立場で産学連携の未来について熱のこもった意見が出されました。「イノベーションは地域単独ではなく、広域連携により技術を持ち寄り、創っていかざるを得ないだろう。それには、人と人のつながりが重要。これからも、ヨコハマとやまぐちの産産学公が協働して、新しいイノベーションを興していかなければならない。」ということを結論として、フォーラムを終了いたしました。
ロビーでは、本学図書館による長州ファイブに関するパネルや図書資料の展示が行われ、参加者がフォーラムの合間に興味深く見入っていました。