ページの本文へ
交通アクセス  サイトマップ

第47回中国地方測量競技大会に出場,8位の好成績を収める

(2014年11月17日掲載)

141106
 多様な測量競技を通じて技術力や日ごろの鍛練の成果を競う「第47回中国地方測量競技大会」(主催:国土交通省中国地方整備局)が11月6日・7日の二日間,広島県庄原市の国営備北丘陵公園内で行われました。山口大学は,平成18年3月に国土交通省中国地方整備局と包括的連携・協力に関する協定を締結し,本測量競技大会も人材育成の一環として毎年出場しており,今年度は,社会建設工学科・社会建設工学専攻の学生4名(M1岡祐太郎君,M1久野祐一郎君,B4藤本雅大君,B4寺田脩作君)が山口大学代表として出場しました。 
本大会は昭和42年より開催されている伝統ある競技会であり,国交省や各県代表の自治体など,実務者チームが主体となる中で,唯一の大学生チームでした。
 競技は基本測量(水準測量,トラバース測量)のほか,目測・歩測競技や被災状況資料作成など広範かつ実務的な種目で構成されており,正確で迅速な測量技術,豊富な知識に加え,適切な判断力とチームワークが求められます。
 大会出場に向け,メンバーはキャンパスや周辺の公園で実地訓練を重ねました.大学の講義・実習で習得した知識・技術を磨いたほか,学年や所属研究室が異なるメンバーのチームワークを育んで臨みました。
 当日は機敏な動作で各種目に取組み,事前訓練の成果を十分に発揮しました.結果として,120点満点中74点をあげ,総合順位は8位(21チーム中)の好成績を収めました。
 大会終了後には結果を精査し,効果的な練習や改善点について議論しました.本競技会参加を通じた一連の取組は,知識や技術力向上のみならず,自ら課題を見つけ,解決に向け取り組む姿勢を養う良い機会となっています。