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安全保障貿易管理セミナーを開催

(2011年3月18日掲載)

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 3月4日(金)に吉田キャンパス共通教育本館棟41番教室において、安全保障貿易管理セミナーを開催し、学内から42名の参加がありました。
 国際的な産学官連携の進展や海外の大学との学術交流の高まりに伴い、海外企業等との共同研究や、留学生、外国人研究者等の受入が増加しており、大量破壊兵器の開発等につながる技術や貨物が大学より流出・拡散する可能性が高まっております。そのため、大学における安全保障貿易管理体制の整備が強く求められており、本セミナーは、すべての教職員が、外国為替及び外国貿易管理法の理解を深め、本学における安全保障貿易管理体制を円滑に構築・運用していくことを目的に開催しました。
 吉田理事・副学長から、「知らんかったじゃぁ済まんぞ!」と、注意を喚起する挨拶に続き、特定非営利活動法人産学連携学会 会長であり、群馬大学共同研究イノベーションセンター 伊藤正実教授から、「産学連携学会が策定した輸出管理ガイドラインについて」の講演が行われました。伊藤教授は研究者や大学が取組むべき輸出管理について、具体的な事例を踏まえ、留意すべき点をわかりやすく解説いただきました。
 続いて、九州大学知的財産本部(輸出管理統括部署)国際法務室 佐藤弘基氏から、「九州大学における安全保障輸出管理体制の紹介」の講演が行われました。佐藤氏は九州大学での経験を基に、学内で理解を得て、構築した輸出管理体制の概要説明、また、九州大学が中心となって運営され、本学も参加している「九州地域大学集出管理担当者ネットワーク」の紹介をいただきました。
 最後に、三池副学長から、安全保障輸出管理について大学で一元的に進めていきたいとのまとめにより、セミナーを終了しました。
関連ページ: 【学内限定】講演資料「産学連携学会が策定した輸出管理ガイドラインについて」」(群馬大学共同研究イノベーションセンター 伊藤正実教授)

関連ページ: 【学内限定】講演資料「九州大学における安全保障輸出管理体制の紹介」(九州大学知的財産本部(輸出管理統括部署)国際法務室 佐藤弘基氏)