【日時】
平成23年3月15日(火)14:00~17:30(受付開始13:30)
【概要】
事業化の成功事例を紹介するセミナーが多く開催されていますが、そこで紹介される「成功に至る」要因を全て揃えることが良いことは分かっているけれど、容易ではない、自分たちには当てはまらない、違う道もあるのでは?・・・という疑問をもったことはありませんか?
今回は、視点を変えて「失敗しない」ために重要なことに注目します。「成功と失敗」、「正と負」、「明と暗」の分岐点に差し掛かった時に、失敗に至る選択肢を知ることで、それを選択することを回避する、いわば、成功へのミニマムポイントを探るセミナーです。
自信と勇気をもって次の一歩を踏み出す力を見出すための場にしたいと思います。
【プログラム】
14:00~ 挨拶
14:05~ 講演Ⅰ:ベンチャー成功の条件
尾崎弘之氏(東京工科大学 教授)
15:10~ 講演Ⅱ:シングル・ナノ粒子量産マイクロ化学プロセス
―アイデアから起業への道程―
中崎義晃氏(株式会社ナノ・キューブ・ジャパン 代表取締役)
16:15~ 講演Ⅲ:小規模企業経営者の”Not To Do”
―あるベンチャー企業A社への支援事例より―
大塚真太郎氏(大塚コンサルティングオフィス 代表)
17:20~ 挨拶
【講師プロフィール】
尾崎弘之氏
東京工科大学教授。1984年東京大学法学部卒業、ニューヨーク大学MBA、早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。野村證券入社後、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス投信執行役員、SBI、ディナベック(バイオベンチャー)CFOなどを経て、2005年から現職。(株)フジッコ企業価値判定委員会委員。主な著書は「環境ビジネス5つの誤解」(日経プレミアシリーズ)、「次世代環境ビジネス」「投資銀行は本当に死んだのか」(いずれも日本経済新聞出版)、「出世力」(集英社)、「バイオベンチャー経営論」(丸善)など。TBS「みのもんた朝ズバ!」出演中。
中崎義晃氏
株式会社ナノ・キューブ・ジャパン代表取締役。工学博士(京都大学)。大阪府立工業高等専門学校工業化学科講師、助教授を経て2002年教授。2004年退職。この間、京都教育大学講師(併任)、京都大学研究員(併任)。2007年10月17日、岡山にて起業。岡山ベンチャービジネスプランコンテスト最優秀賞(2006年)、ドリームゲートビジネスプランコンテスト 最優秀起業家賞グランプリ(2007年)、第5回村川技術奨励賞(2010年)。地域イノベーション創出研究開発事業「次世代予防医療向けプラスチック製マイクロ流路プレートの開発」委員会委員。BS朝日「賢者の選択:大挑戦者祭2007ドリームゲートビジネスプランコンテスト」、RSK山陽放送「産・学・官ミクロものづくり~世界へはばたけ!岡山の技~」などに出演。
大塚真太郎氏
大塚コンサルティングオフィス代表。中小企業診断士、二級知的財産管理技能士、港湾職業能力開発短期大学講師(サプライチェーン論)。1993年慶應義塾大学経済学部卒。㈱日立製作所にて半導体製品の海外営業を担当。外資系コンサルティング会社にて、製造業・小売業向け業務改善、在庫削減、納期短縮等のプロジェクトに従事。個人事業主となり、物流・購買部門の効率化、コスト削減、社内組織統合支援等の案件を受託。関東経済産業局「知財戦略コンサルティング事業」にて中小企業の知財経営を支援。自主講座「理系大学院生のためのアントレプレナーシップ論オープンスクール」にてTeaching Assistant、課題設定を担当。
【対象】
産業界の皆様(ベンチャー企業に限りません)、事業化に関心がある学内外の皆様、事業化支援を行っているアドバイザー・コーディネーターの皆様
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