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研究活動平成27101日着任,寺尾 将彦 先生の研究室を紹介します。2018.06.01


寺尾先生は、時間学研究所にテニュアトラック助教として着任されました。研究室は、総合研究棟2階にあります。

寺尾先生の写真
   

先生の専門分野は実験心理学・視覚科学です。

 私たちが普段体験している主観的に見えている世界を作り出す「こころの情報処理」について、主に時間的な側面から日々研究に取り組まれています。
 より具体的には、ものが動いて見える仕組み、不安定な脳内情報を脳内で効率的に符号化する仕組み、こころの処理遅延などのテーマを心理物理学的手法、眼球運動測定、fMRIなどマルチディシプリナリな手法を用いて、計算論的な理解を目指して研究を進めておられます。先生は、これらの研究を工学や医学、
生理学など様々な分野の国内外の研究者と積極的に協力し、国際的・学際的に進めておられます。

 山口大学では、テニュアトラック教員が研究
に集中できるよう、研究室を整備し、独立した研究室運営ができるよう支援しています。

 研究室の設備の写真

【研究室整備に係る支援の例】

簡易光学暗室    ×2

視覚刺激提示ディスプレイ×2

CRTディスプレイ

比色計

実験刺激生成装置

データ解析装置     他多数 

 

 時間学研究所は、20004月に設立されました。設立の意図は、時間という観点から研究者間の交流を図り、新たな学際領域を創造するとともに、その成果の社会的な還元を行なうことにあります。特に本研究所の場合、文理融合による研究成果を目指している点に特色があります。





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