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西形准教授が有機合成化学協会九州山口支部の優秀論文賞を受賞 2014.12.02
大学院理工学研究科物質工学系学域准教授(テニュアトラック)西形孝司先生が、インパクトファクターの高い国際雑誌に掲載された研究業績に対して贈られる有機合成化学協会九州山口支部の優秀論文賞を受賞し、2014年11月17日に宇部興産株式会社(宇部市)で開催された第2回有機合成化学講演会において表彰されました。
今回の受賞は、応用化学系最高峰の雑誌であるJ. Am. Chem. Soc.誌(IF=11.44)に2013年に発表した「An Efficient
Generation of a Functionalized Tertiary-Alkyl Radical for Copper-catalyzed
Tertiary-Alkylative Mizoroki-Heck type
Reaction」の業績が認められたものです。(論文掲載については本ホームページで既報)
受賞対象となった研究内容は、有機合成化学において難題の一つである3級アルキル基の末端アルケンへの導入を銅触媒によるラジカル反応により解決したものであり、医薬品や天然物をはじめとする様々な有用物質の効率的合成への応用が期待されます。
受賞の楯を持つ西形准教授(向かって右) 左は宮田博之有機合成化学協会九州山口支部長
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