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西形准教授が、銅触媒による新しい3級アルキル化反応を開発し、アメリカ化学会論文誌(J.Am.Chem.Soc .(IF=10.677))に掲載!2013.11.08
大学院理工学研究科(工学) 西形孝司准教授(テニュアトラック)のグループは、これまで用いることが難しかった、分解しやすいα-ハロカルボニル化合物を3級アルキル源とする“銅触媒3級アルキル化反応”の開発に成功しました。また、この反応における触媒素過程の活性種として、ラジカルが発生することを反応機構解析により証明し、開発した反応の理論的な解釈にも成功しました。
従来、数段階を要した3級アルキル基の導入を1段階で達成可能とした画期的な方法であり、天然物をはじめとする様々な有用物質の効率的合成への応用が期待されます。
この成果は、10月21日発行のアメリカ化学会論文誌(Takashi Nishikata, Yushi Noda, Ryo Fujimoto,
and Tomomi Sakashita, J.Am.Chem.Soc. ,vol.135,
pp.16372-16375)に掲載されました。
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