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上條准教授がThieme Chemistry Journal Award 2015を受賞 2014.12.19

 大学院理工学研究科(理学)環境共生化学分野の上條真准教授(テニュアトラック)がThieme Chemistry Journal Award 2015を受賞しました。この賞は、Thieme社(ティーメ社、ドイツ)が出版している化学誌Synthesis, Synlett, Synfactsの編集者により、毎年、有機化学分野の有望な若手研究者を選出し表彰する国際賞です。12月初旬、上條准教授宛てに、Synthesis誌の編集長であるPaul Knochel教授(ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン校)から受賞を知らせる手紙が届きました。

 上條准教授は、通常の条件では変換が極めて難しい飽和炭素−水素(sp3 C–H)結合の選択的な切断と官能基化を実現する新しい手法を創出する研究をしています。(上條准教授の業績については、研究室のホームページをご覧ください。) 上條准教授は、今回の受賞を励みとし、分子レベルでの物質生産法に革新をもたらすことで、最終的にエネルギー問題・資源問題・環境問題の解決を目指したいと語っておられます。

 



 



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