上條先生は、理工学研究科・自然科学基盤系学域にテニュアトラック准教授として着任されました。
専門分野は合成化学・有機化学で、効率的な合成を実現する新規分子変換法の開発を進められ環境問題などへの応用に向けて取り組まれています。
山口大学では、テニュアトラック教員が研究に集中できるよう、実験に必要な設備や機器を整備し、独立した研究室運営ができるよう支援しています。
4月に新設された同研究室へ配属を希望した学生達と一緒に研究を進められている様子が実験室で見られました。
また、所属講座の研究者やメンター教員とも日常的に交流があり、意見交換や指導・助言等の協力を受けながら活動されています。
これからもテニュアトラック教員が能力を最大限に発揮できるようにきめ細かいサポートをしていきます。
【マイクロウェーブ反応装置】 有機合成用の電子レンジといえる装置です。 マイクロウェーブを利用した加熱を行うことで、反応効率を劇的に向上させることができ大変便利です。 |
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【エバポレーター】 合成した物質を濃縮するための装置です。 有機合成実験に欠かせない装置で、最新式のものが4台設置されています。 |