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樋山准教授が空気調和・衛生工学会論文賞(学術論文部門)を受賞 2014.05.21

  大学院理工学研究科・樋山恭助准教授(テニュアトラック)は,第52回空気調和・衛生工学論文賞(学術論文部門)を受賞し、5月13日に開催された表彰式において表彰されました。

今回の受賞は、「固定流れ場の熱応答を用いた熱環境シミュレーション」と題した一連の研究の成果が認められたものです。

本研究は、数値流体解析(CFD解析)といった高度なシミュレーション技術を活用し、室内の空間温度分布を考慮した建築のエネルギーシミュレーション手法の開発です。ここで開発された技術は、近年需要が増えるタスク・アンビエント空調や、アトリウムを利用した高温排気等、室内の空間温度分布を高度に利用した建築の省エネ設計を評価するための基盤技術となります。近年、深刻さが増す地球環境問題を解決するために、建築分野の省エネ化に対する期待は大きく、本研究開発を含め、樋山准教授らの研究グループには、この課題を解決するための更なる技術発展への貢献が期待されています。
            
 

              
         
              

          
 



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