「平成24年度テニュアトラック制度に関する公開シンポジウム~若手研究者の
キックオフ~」を開催しました! 2013.01.18
「平成24年度テニュアトラック制度に関する公開シンポジウム~若手研究者のキックオフ~」を開催
(URA室も支援!)
1月11日(金)、本学大学会館会議室において、「平成24年度テニュアトラック制度に関する公開シンポジウム~若手研究者のキックオフ~」を開催しました。
本シンポジウムは、文部科学省科学技術人材育成費補助事業 テニュアトラック普及・定着事業の一環として、制度のより良い在り方を 検討し、学内外への理解の促進を図るとともに、本学において採用したテニュアトラック教員の研究紹介などを目的として実施しました。本学では、平成23年度に理工学研究科および医学系研究科が、平成24年度には共同獣医学部が本事業に採択され、現在5人のテニュアトラック教員(佐古田
幸美助教,福士 将准教授,上條 真准教授,西形 孝司准教授,高野 愛准教授)を採用しています。
シンポジウムでは、丸本 卓哉学長の挨拶の後、科学技術振興機構 科学技術システム改革事業プログラム主管 水林 博氏から「テニュアトラック普及・定着の目指すところ~若手研究者には自立チャンス拡充、機関には優れた若手人材獲得チャンス拡充~」と題して基調講演をいただきました。その後、先行大学である、熊本大学マーケティング推進部研究推進ユニット長の北村武紀氏から本事業への取り組みについて、東京農工大学大学院工学研究院のテニュア取得教員であるPongsathorn
Raksincharoensak准教授から「テニュアトラック時代を振り返って」と題して講演されました。また、「山口大学におけるテニュアトラック」として、先行部局からの取り組み紹介および部局代表による意見交換を行いました。最後に、テニュアトラック教員5人から、現在行っている各研究の紹介や今後の抱負の表明などがありました。
本シンポジウムは、本学大学研究推進機構研究推進戦略部URA室のテニュアトラック担当者らのコーディネートによるもので、学外11機関を含む約100人の教職員の参加がありました。会場では参加者が熱心に聴講する姿が見られ、本制度への関心の高さが伺えました。シンポジウム後に行われた情報交換会でも、活発な意見交換が行われました。本学では、今後も優秀な若手研究者を採用・育成するための公正で透明性の高い人事制度として、テニュアトラック制度の充実と教員へのサポートを継続的に行っていきます。
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