11月21日(木)、22日(金)の2日間、工学部において、「2013 American- Japanese Chemical Society Meeting
in Yamaguchi University」を開催しました。
文部科学省科学技術人材育成費補助事業「テニュアトラック普及・定着事業」の一環として、大学院理工学研究科 西形
孝司 准教授を中心に国際シンポジウムを開催しました。
1日目は、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校Bruce H. Lipshutz教授、京都大学 大村智通准教授、熊本大学 入江亮教授、本学の上村明男教授による、触媒を用いた有機合成に関する最先端の研究成果や、今後の方向に関する講演が英語で行われました。参加者は本学教職員及び学生など50名以上で、各講演後は活発な質疑応答が行われました。Lipshutz教授によるグリーンケミストリーへの展開に関する講演では、若い研究者からの日本語での質問に対してベテラン教員が通訳するという和やかな場面もありましたが、研究戦略の本質に係る内容に触れるなど、会場全体を巻き込んだホットな討論会となりました。
【2日目の講演の様子】