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「2013 American- Japanese Chemical Society Meeting in Yamaguchi University」を開催しました! 2013.12.10

11月21日(木)、22日(金)の2日間、工学部において、「2013 American- Japanese Chemical Society Meeting in Yamaguchi University」を開催しました。

文部科学省科学技術人材育成費補助事業「テニュアトラック普及・定着事業」の一環として、大学院理工学研究科 西形 孝司 准教授を中心に国際シンポジウムを開催しました。

 1日目は、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校Bruce H. Lipshutz教授、京都大学 大村智通准教授、熊本大学 入江亮教授、本学の上村明男教授による、触媒を用いた有機合成に関する最先端の研究成果や、今後の方向に関する講演が英語で行われました。参加者は本学教職員及び学生など50名以上で、各講演後は活発な質疑応答が行われました。Lipshutz教授によるグリーンケミストリーへの展開に関する講演では、若い研究者からの日本語での質問に対してベテラン教員が通訳するという和やかな場面もありましたが、研究戦略の本質に係る内容に触れるなど、会場全体を巻き込んだホットな討論会となりました。

 
   
【1日目の講演者と座長:左から、上條准教授(山口大・テニュアトラック)、大村准教授(京都大)、Lipshutz教授(カリフォルニア大)、西形准教授(山口大・テニュアトラック)、上村教授(山口大)、入江教授(熊本大)、村藤教授(山口大)】



    【1日目、堀工学部長(山口大・専門=有機化学、右)の質問に答える Lipshutz教授】
         
2日目は、 Lipshutz教授による教育に関する講演が英語で行われました。研究室に所属する学部生・大学院生・博士研究員に対し、どのような期待を持った人が来て、どのように育てていくべきかについて、実際に日本から受け入れた博士研究員の例も踏まえ、具体的に分かり易く講演されました。2日目も40名以上が出席し、講演後は活発な質疑応答が行われました。1日目とは異なる話題に、参加者は大きな感銘を受けました。




                【2日目の講演の様子】



 



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