「平成28年度九州工業大学と山口大学のテニュアトラック合同シンポジウム」を開催しました

1月31日(火)、九州工業大学戸畑キャンパス百周年中村記念館において、「平成28年度九州工業大学と山口大学のテニュアトラック合同シンポジウム」を開催し、他大学からの参加者を含め約60名が参加しました。

シンポジウムは、九州工業大学の尾家祐二学長による開会挨拶で始まり、文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課人材政策推進室長 唐沢裕之氏からの来賓挨拶の後、科学技術振興機構プログラム主管 榎敏明氏が「テニュアトラック制度と若手研究者の育成」について基調講演をしました。続いて、九州工業大学の早瀬修二理事・副学長、本学の田中和広理事・副学長より各大学でのテニュアトラック普及・定着事業の成果報告を行い、さらにKFT株式会社顧問 山田久文氏が「企業が大学に求める人材」について講演しました。

その後、両大学のテニュアトラック教員とテニュア教員の合計11名により、各自の研究内容とその魅力を分かりやすく発表する「テニュアトラック教員による3分間研究スピーチ」を行いました。続いて、九州工業大学から2名、山口大学から2名が「テニュアトラック教員、テニュア教員による研究室報告」を行い、最後のパネルディスカッションでは「PIとしての研究室運営について」を議論のテーマとして企業、テニュアトラック教員、テニュア教員の立場から、お互いの考えを討議しました。最後に山口大学の堀憲次理事・副学長の挨拶があり、同シンポジウムは盛会のうちに閉会しました。