平成28年1月28日(木)、吉田キャンパス事務局2号館の特別小会議室にて、学長・理事とテニュアトラック教員との懇談会を開催し、岡正朗学長をはじめ理事3名と、コンソーシアム事業で採用された2名を含むテニュアトラック教員8名が参加しました。
この懇談会は、学長・理事においては、若手研究者の活動や研究成果を確認することで研究環境の充実やテニュアトラック制度の推進など管理運営につなげるための場とし、テニュアトラック教員においては、学長・理事と直接意見交換できる機会を持つことにより、研究活動へのモチベーションを高める目的があります。4回目の開催となった今回の懇談会では、始めに岡学長から「年に1度のこの機会を楽しみにしていた。それぞれの分野で若手の先生方の力がいかんなく発揮されることで日本や世界に貢献できると期待している。今日は、様々な意見を頂いて、大学としてできる支援に取り組みたい。」と挨拶がありました。その後、テニュアトラック教員による自己紹介・研究内容の説明があり、学長・理事からは、研究の専門的な内容や発展性、社会への還元等多くの質問がありました。テニュアトラック教員として3・4年目の教員に対しては研究環境について質問があり、学生の指導を行う上での工夫や、研究員を雇用することで研究が進むだけでなく学生に対して良い影響があった等の意見がありました。その他にも、セミナーを通じた研究者同士の繋がりによる共同研究、機器の共同利用、研究の広報など様々な話題があり、懇談会は大変盛り上がりました。
この懇談会を通じて、学長・理事においては今後の大学の機能強化を図るうえで若手研究者からの意見を聞ける良い機会となり、テニュアトラック教員にとっては、直接大学執行部と意見交換できる場となり、大変有意義な時間となりました。