原助教などが世話人となって「サイズ生物学ワークショップ2019」を開催しました

大学院創成科学研究科(理学)原 裕貴 助教と長崎大学医学部 山本 一男 准教授が世話人となって、下関市の海峡メッセ下関で、3月19日(火曜日)と20日(水曜日)の2日間にわたり、「サイズ生物学ワークショップ2019」を開催しました。全国から約30名の研究者が集まりました。

このワークショップでは、細胞内の細胞小器官、細胞そのものの大きさから、臓器、個体の大きさまで、生命現象にまつわる様々なスケールの「大きさ(サイズ)」が何により、どのように決まるか、について白熱した議論が展開されました。研究対象のスケールの違いはもちろん、生物学、医学、物理学、生態学と専門分野を問わず、研究者が集まり、共通した「サイズ」の問題を議論しました。

この研究会で生まれた議論を基に、新たな研究の提案が期待されます。また、それに留まらず、「サイズ生物学」という新たな研究分野が確立する可能性が感じられました。

ワークショップの様子