「未来博士3分間コンペティション」2019と2020の受賞者が学長に報告

 1月21日(木)、「未来博士3分間コンペティション2019」(令和元年9月14日開催)と「未来博士3分間コンペティション2020」(令和2年11月21日開催)の受賞者が、上西研理事・副学長(学術研究担当)など関係者らとともに岡正朗学長を訪問し、受賞の報告をしました。

 このコンペティションは、博士後期課程学生が一般の方を対象に3分間で自分の研究を紹介するスピーチ大会で、「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」の主催で開催されているものです。2019年までは東広島市の会場で開催されていましたが、2020年はコロナ禍を受けてオンライン開催となりました。本学はこのコンペティションに当初から参画しており、毎年受賞者を出しています。

 この日は、「未来博士3分間コンペティション2019」で戸田工業賞を受賞した大学院創成科学研究科(工)博士後期課程3年の崔 亮秀(さい りゃんす)さんと、「未来博士3分間コンペティション2020」で最優秀賞(日本語部門)とマツダ動画賞をダブルで受賞した創成科学研究科(工)博士後期課程1年の山田耕輝(やまだ こうき)さんが、関係者と共に学長を訪れました。最初にコンペティションの概要が紹介されたあと、崔さんと山田さんがそれぞれの発表の動画とともに紹介されました。

  懇談では、お二人とも電池に関する研究をされていることから、電池の研究の重要性、現在の研究テーマを選んだ経緯や、(山田さんの発表に出てくる)測定方法への質問から始まり、例え理系でも他人を説得することの重要性、オンライン開催となった2020年における練習の様子、具体的な研究内容の詳細、等が話題となりました。その後話題は博士後期課程に進学する学生が少ないことにおよび、海外では博士に対する待遇やステイタスがまるで違うが、最近は日本の企業でも幹部社員になるためには博士の学位が必要とされつつあるという情報が提供されました。最後に学長から、研究は楽しいだけでなく、誰にも迷惑をかけないし、成果が出たら社会貢献になる(有意義な仕事である)とのコメントと、お二人への益々の活躍を期待するとの激励をいただき、終了しました。


報告会の様子


集合写真
 左から、岡学長、山田さん(2020最優秀賞(日本語部門)・マツダ動画賞)、
 崔さん(2019戸田工業賞)、上西理事・副学長(学術研究担当)、担当の藤井URA(右端)

受賞時のホームページ記事
 未来博士3分間コンペティション2019
 未来博士3分間コンペティション2020


 

   

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