12月14日(木)に山口大学 吉田キャンパスにて
山口大学特許情報検索インストラクターの認定授与式を開催しました。
認定証は一人一人に谷澤学長から直接、授与されました。
令和5年度インストラクター講習会は、
学内の教職員、学生・院生向けに計2回実施し、全体で14名が受講し12名が認定されました。
授与式後は学長を囲んでの座談会も行われました。
谷澤学長から、「DX時代において、ますます知財や情報という無形資産の価値は高まっており、それを扱うスキルや知識は重要である。」という励ましがありました。
学生からは、「この経験から、知的財産を活かした仕事に就きたいという気持ちが高まり、就職活動はそうした企業を中心に行っている。」という、新たな一歩を踏み出している声もありました。
また、参加が叶わなかった学生への伝達式を
12月12日(火)に山口大学 常盤キャンパスにて実施しました。
なお、認定に係る実技試験の一部について、
一般財団法人工業所有権協力センター(IPCC)の協力を得て、「特許検索競技大会スチューデントコース」を利用させていただきました。
※IPCC特許検索競技大会スチューデントコースについてはこちらを参照ください。→スチューデントコース サテライト開催 | 特許検索競技大会 (ipcc.or.jp)
この特許インストラクター制度は、平成16年度から毎年実施しており、文科省や他大学等からも高い評価を受けています。
学生インストラクターが実践的な知的財産活動に参画することにより、知財人材の育成が図られ、知財を重視する企業等への就職活動に効果が発揮されています。
一方、大学では
(1)学生インストラクターが、教員の研究テーマに関連する特許情報の提供、特許出願関連資料・データの整理等を支援することで教員が研究に専念できる研究活動の支援、
(2)学内自前検索による出願時の費用節減等で管理運営面における貢献にもつながっており、同制度の活用が期待されます。