日時 | 2021年10月28日(木)16:10~17:40 |
会場 | オンラインによる開催 ※申込み後ご招待 |
内容 | 知的財産判例セミナー 第14回 ♦プログラム♦ 実用品のデザインなどのいわゆる「応用美術」が著作権による保護を受け得るかについては、 長らく議論が続いている。その背景には、著作権保護に伴う弊害に対する懸念があるが、その 中の一つとして、いわゆる「写り込み(あるいは、写し込み)」の問題が指摘されていた。 いわゆる「写り込み(あるいは、写し込み)」の問題については、平成24年改正で導入され、 令和2年改正で対象が拡大された、付随対象著作物の利用に関する権利制限規定である法30条の 2がある。ところが、令和2年改正により対象が拡大されたにもかかわらず、応用美術の論点との 関係でも、必ずしも議論が多くみられるわけではない。 応用美術の論点への影響について若干の検討を行う。
【1】講演者紹介 16:10~16:15 ⇒国際総合科学部、知的財産センター長・教授 小川 明子 【2】講 演 16:15~17:30 「付随対象著作物の利用に関する権利制限」~応用美術の論点に照らして~ ⇒金城学院大学 生活環境学部講師 末宗 達行 氏 【3】質 疑 応 答 17:30~17:40
♦登壇者♦ 末宗 達行(すえむね たつゆき) 2015年日本学術振興会特別研究員(DC1)、2018年早稲田大学法学学術院助手、 2019年早稲田大学法学部講師(任期付)を経て、現職。 【主な論文】 ・「グラフィックデザインの法的保護に関する一考察―意匠法および著作権法に おける「機能」の扱いをめぐって―」DNP文化振興財団 学術研究助成紀要3号(2020年)96-108頁 ・「応用美術の論点とグラフィックデザインとの関係に関する一考察」早稲田法学96巻1号(2020年)1-39頁 ・「アメリカにおけるデザイン保護法制」麻生典=Rademacher, C.編『デザイン保護法制の現状と課題 〜法学と創作の視点から』(日本評論社、2016年)194-215頁 ・「イギリスにおけるPassing offによるパブリシティ保護(一~三・完)—不正競争防止法・混同防止規定に よるパブリシティ保護への示唆—」早稲田大学大学院法研論集157号115-135頁・158号173-198頁・ 159号247-267頁(いずれも2016年)ほか
♦お申込みについて♦ 締切10/27(水) 下記申込フォームよりお申込みください。 お申込み後、後日ご案内メールを送付いたします。 https://ds23e.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~jimu/form/?en=210913134756
◆◆招待メールの送付について◆◆(2021.10.26更新) 届いていない方がいらっしゃいましたら
【お申し込み後の流れ】 申込フォームより申込 ↓事務局より申込受付完了のメールを送信(随時) 1日~5日以内の予定※1週間たってもメールがない場合は申込時のメールアドレス入力に誤りの可能性があります。 E-Mail:ip_fdsd*yamaguchi-u.ac.jp(*を半角@に変更してください。)までご連絡ください。 ↓当日の招待メールを送信 開催日2日前を予定 セミナー当日 ↓アンケート入力のお願い セミナー後2日以内を目途に依頼のメールを送信します。
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主催 | 山口大学 国際総合科学部・知的財産センター 共催 |
参加費 | 無料 |
申込み・問い合わせ | 【お申込みについて】締切(10/27) 上記、申込フォームよりお申込み下さい。 お申込み後、後日ご案内メールを送付いたします。 【お問合せ】 山口大学 大学研究推進機構知的財産センター TEL:0836-85-9942 E-Mail:ip_fdsd*yamaguchi-u.ac.jp(*を半角@に変更してください。) |
資料等 | 20211028_チラシ |