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山口大学特許情報検索インストラクターの認定式を開催しました

(2021年5月25日掲載)

5月19日(水)に山口大学特許情報検索インストラクターの認定式が行われました。

岡学長、上西副学長(学術研究担当)、松本学術研究部長の隣席のもと、オンライン開催となりました。

係る令和2年度インストラクター講習会は2月に、学内の教職員、学生・院生向けに実施しました。

例年学外の方の受講も受け付けておりましたが、コロナ禍対応のため学内のみとなりました。25名が受講し実技試験の結果19名が認定されました。

なお、今年度は、オンライン対応のため、実技試験の一部について、

一般財団法人工業所有権協力センター(IPCC)の協力を得て、「特許検索競技大会スチューデントコース」を利用させていただきました。

 

この特許インストラクター制度は、平成16年度から毎年実施しており、文科省や他大学等からも高い評価を受けています。

学生インストラクターが実践的な知的財産活動に参画することにより、知財人材の育成が図られ、知財を重視する企業等への就職活動に効果が発揮されています。              

 

 

一方、大学では

(1)学生インストラクターが、教員の研究テーマに関連する特許情報の提供、特許出願関連資料・データの整理等を支援することで教員が研究に専念できる研究活動の支援、

(2)学内自前検索による出願時の費用節減等で管理運営面における貢献にもつながっており、同制度の活用が期待されます。

 

令和3年度の講習会は、集中講義/知財展開科目「知財情報の分析と活用」のなかに組み込んで実施いたします。

本科目の履修での受講及び、講習のみの受講両方が可能です。

8月11~12日(常盤キャンパス)、9月28~29日(吉田キャンパス)に開催する予定です。

      

          (認定式の様子)                  (授与された認定書を手に)

(注)本事業は、文部科学省が中心となって取りまとめた「研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化、

及び研究開発等の効率的な推進等に関する法律」の第40条第3項の「大学における研究開発の効率的推進を図るために、特許情報の活用に努める」ことを推進するために、

本学において独自に企画されたものです。