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2021年3月26日(金):知的財産判例セミナー2020 第7回 ※オンライン開催

(2021年3月11日掲載)
日時 2021年3月26日(金)16:10~17:40
会場 オンラインによる開催 ※申込み後ご招待
内容

知的財産判例セミナー2020 第7回

特許権者の意思に沿って特許発明を実施した製品が一旦流通に置かれると、その後のその物の譲渡等は権利侵害にならない。同様のルールが商標法及び著作権法にも存在する。このような考え方は一般的に「消尽論」(権利が使い尽くされて消えるという理論)と呼ばれ、各法律に根拠規定があったり、規定がなくても当然の論理として理解されたりする。
それでは、最初に流通に置かれたのは国内ではなく、国外であった場合はどうであろうか。商品が流通に置かれたのは国外であった場合でも、権利が消尽すると認める考え方は国際消尽論と呼ばれ、よく並行輸入関連の事件で問題となる。しかし、これについては条約等にも統一したルールはなく、各国が独自の制度を構築している。そこで、近年米国において次々に出された二つの連邦最高裁判決がそれまでの判例から大転換となり、衝撃を与えた。本セミナーではこの二つの判決の内、Impression Products, Inc. v. Lexmark Int’l, Inc.事件を中心に解説を行うことを試みる。

 

【プログラム】

1. 講演者紹介 16:10~16:15
⇒国際総合科学部、知的財産センター長・教授  小川 明子
2. 講演 16:15~17:30
演題「特許製品の並行輸入と国際消尽に係る米国における最新の動向-Impression Products, Inc. v. Lexmark Int’l, Inc.事件を題材として-」
⇒山口大学知的財産センター 特命助教 Mirshod Kuchkorov (ミルショド・クチコロフ)
3. 質疑応答 17:30~17:40

 

【登壇者プロフィール】

Mirshod Kuchkorov (ミルショド・クチコロフ)

2013年にタシケント国立法科大学と日本法教育研究センターを同時に卒業。

2010~11年に名古屋大学で日本語・日本文化研修生(国費)として在学。

2013年に文部科学省の国費留学生として、名古屋大学法学研究科修士課程に入学。

2016年に早稲田大学法学研究科博士課程に進学。

現在、山口大学研究推進機構知的財産センターに特命助教として在職。

 

【お申込みについて】

下記申込フォームよりお申込み下さい。

https://qr.paps.jp/iI835

お申込み後、後日ご案内メールを送付いたします。

 

【講演資料】(3/26(金) 10:00 ~ 3/29(月) 10:00まで)

※資料のDL期間は終了しました。

本セミナー及びセミナー内で使用する資料は、参加申込を頂いた方のみにダウンロードと閲覧を許可しております。
加えて、これらのSNSを含むネット配信等の利用を無許諾で行うことはできません。

 

【当日の御願い】
1.)webexURL情報は転送しないで下さい。
2.)マイクはミュート、ビデオ(動画)はオフのままでお願いします。
3.)ギャラリービューより、スピーカービューでの視聴を推奨します。
4.)本セミナーの録音、録画、キャプチャはご遠慮ください。
5.)質問等はチャット欄に入力をお願いします(参加者に公開されます)。
6.)セミナー後、チャット欄にあるアンケートURLをクリックいただき回答に協力をお願いします。
7.)個別の回線トラブルに掛かる内容について、事務局では対応致しかねます。

 

◆◆招待メールの送付について◆◆(2021.3.25更新)
3月24日(水) 16:00までにお申込みの方はBCCにてまとめて招待メールを送付しております。
以降、順次(BCCもしくは個別)御招待しておりますが、届いていない方がいらっしゃいましたら
お手数をお掛けしますが下記お問合せ先までご連絡を頂けますと幸いです。

 

主催 山口大学 国際総合科学部・知的財産センター 共催
参加費 無料
申込み・問い合わせ 【お申込みについて】
下記申込フォームよりお申込み下さい。
https://qr.paps.jp/iI835
お申込み後、後日ご案内メールを送付いたします。

【お問合せ】
山口大学 大学研究推進機構知的財産センター
TEL:0836-85-9942
E-Mail:ip_fdsd*yamaguchi-u.ac.jp(*を半角@に変更してください。)
参照ページ

判例セミナー第7回:チラシ