日時 | 2019年11月13日(水)14:00~16:10 |
会場 | 山口大学 吉田キャンパス 大学会館(2F会議室) |
内容 | 追及権とは、美術の著作者がその作品を手放した後であっても、その販売額の一部を著作者が受けることができる権利である。 1920年にフランスで世界初の追及権に関する法ができ、現在では80か国以上にその法制度が取り入れられているが、日本にはまだ導入されていない。 本セミナーでは、パリ第一大学法学研究科長フレデリック・ポロ―デュリアン教授による追及権の正当化事由についての基調講演の後、 ブラジル弁護士ホベルト・カラペト氏及び国際総合科学部小川明子による追及権に係る現状についての報告を行います。 ※全編英語でのセミナーとなります。
【プログラム】 14.00-14.10 Welcome remarks (開会の辞) -Prof. Marc Loehr, Dean, Faculty of Global and Science Studies, Yamaguchi Unviersity (山口大学国際総合科学部学部長 マーク・レール教授)
14.10-15.10 Keynote speech (基調講演) The justification of the artist’s resale right and the current situation in France 「追及権の正当性とフランスの現状」 -Prof. Frédéric Pollaud-Dulian, Directeur du master, « Propriété industrielle et artistique » de l’Université Panthéon-Sorbonne (Paris 1) (パリ第一大学(ソルボンヌ・パンテオン)大学院法学研究科長 フレデリック・ポロ―=デュリアン教授)
15.10-15.20 short break (休憩)
15.20-15.40 report (個別報告) The artist’s resale royalty clause in the FTA between EU and Mercosur 「EU-メルコスールFTAにおける追及権」 -Mr. Roberto Carapeto, Brazilian attorney (ブラジル弁護士 ホベルト・カラペト氏)
15.40-16.00 report ( 個別報告) The current Japanese situation and the movement in WIPO 「日本の現状とWIPOの動き」 -Prof. Akiko Ogawa Faculty of Global and Science Studies, Yamaguchi University (山口大学国際総合科学部 小川明子教授)
16.00-16.10 closing address (閉会の辞) -Prof. Tomohisa Kimura, Director, Intellectual Property Center, Yamaguchi University (山口大学知的財産センター長 木村友久教授)
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講師 | パリ第一大学(ソルボンヌ・パンテオン)大学院法学研究科長 フレデリック・ポロ―=デュリアン教授 ほか |
主催 | 山口大学 国際総合科学部・知的財産センター 共催 |
参加費 | 無料 |
申込み・問い合わせ | 【申込方法】 チラシの参加申込書にご記入の上、FAXにてお申込み、または、 下記の各事項をご記入の上、メールにてお申し込みください。 ・<メール件名> 11/13追及権セミナー申込 ・ご所属、氏名、連絡先(電話及びメールアドレス) ・申込み先: ip_fdsd*yamaguchi-u.ac.jp(*を@に変更してください。) 【申込〆切】 2019年11月6日(水) 当日の受付もしておりますが、資料等準備の関係上、事前にお申込み下さいますようお願いいたします。 【お問い合わせ】 山口大学大学 研究推進機構知的財産センター TEL:0836-85-9942 FAX:0836-85-9941 E-Mail:ip_fdsd*yamaguchi-u.ac.jp(*を@に変更してください。) |
資料等 | 11/13追及権セミナー(英語) |