山口大学が平成28年度「知財功労賞・経済産業大臣表彰」を受賞し、4月18日(月)の「発明の日」に東海大学校友会館(東京都、霞が関ビル)において開催された授賞式に、岡正朗学長が出席して表彰されました。
「知財功労賞」は、経済産業省特許庁が、毎年4月18日「発明の日」に、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、また、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった優良企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として、表彰を行っています。両表彰を合わせて、「知財功労賞」と総称されています。
今年度受賞したのは、経済産業大臣表彰として個人1名と企業等6者、特許庁長官表彰として個人5名と企業等4者で、受賞者の中で大学は山口大学だけでした。
今回の受賞は、山口大学のこれまでの知的財産活動が評価されたもので、受賞のポイントは、①平成25年度から大学初となる、知財教育を全学部1年生に必修化し、また、平成27年7月には、知財教育唯一の「教育関係共同拠点」として国から認定を受け、蓄積してきた知財教育テキスト、教育・評価のノウハウ等を全国の大学に発信・伝承する取り組みを行った、②平成27年10月には特許の無料開放制度を開始して大学の研究成果の活用を促進した、③大学初の特許インストラクター養成講座の実施により学内外者の知財人材を養成した、④共同研究のトラブル回避と研究不正防止意識の醸成に貢献するため、大手文具メーカーと研究ノート「リサーチラボノート®」を共同開発した、等です。
※詳しくは、こちらのPDFをご覧ください。
【山口大学】平成28年度「知財功労賞・経済産業大臣表彰」展示パネル(PDF:582KB)