平成27年12月18日（金）に知的財産教育に関するFDセミナーを開催します。
　山口大学知的財産センターは平成27年7月に『教職員の組織的な研修等の共同利用拠点（知的財産教育）』に認定を受けました。これまで山口大学が蓄積してきた知的財産教育に関わるノウハウや独自に開発してきた教育教材・教育システム（YUPASS）をもとに、知的財産教育を広く教育機関に広げるFD・SD研修の実施が期待されています。
　本研修会では、これまで学校教育で知的財産教育の実践を行ってこられた、信州大学教育学部 村松浩幸教授をお招きし、学校教育（初等教育から高等教育）における知的財産への取り組みについて教育学の観点からご講演いただきます。
　またワークショップにおいては、参加者を主体とし、知的財産教育の教材開発を行います。
　さらに、山口大学が認定された教育拠点としての役割やYUPASSの操作方法についても紹介しますので、皆さんの参加をお待ちしています。
 
【プログラム】
13:30～13:40　挨拶（山口大学 大学研究推進機構知的財産センター長 佐田洋一郎教授）
13:40～14:30　基調講演「これまでの知的財産教育の実践（仮）」
　　　　　　　　講師：村松浩幸教授（信州大学教育学部）
14:30～14:40　休憩
14:40～16:10　教材開発ワークショップ「判決や製品を生かした教材の検討」
16:10～17:10　山口大学の知的財産教育の取組みおよびYUPASS（特許検索システム）紹介
17:10～17:15　講評
 
【お知らせ】
　山口大学大学研究推進機構知的財産センターは、文部科学省の教育関係共同利用拠点に認定され、地方協力校と協力し全国の大学等においてFD・SD※を実施することにより、知的財産教育の普及を行っています。
　知的財産教育の導入や必修化などを検討している日本全国の大学等がございましたら、知的財産センターへお問い合わせください。
　※（FD＝Faculty Development、大学教員の教育能力を高めるための実践的方法
　 SD＝Staff Development　職員、スタッフ等への職務内容の改善方法）