◆◆◆「令和7年度パテントコンテスト」受賞者の受賞報告◆◆◆
2026年5月11日(月)に谷澤幸生学長の臨席のもと、学長室で「令和7年度パテントコンテスト」の受賞報告が行われました。
文部科学省や特許庁などが主催する本コンテストで、本学工学部電気電子工学科2年の武田優さんが「優秀賞」及び「独立行政法人工業所有権情報・研修館 理事長賞」を、本学工学部感性デザイン工学科2年の鎌田愛子さんが「優秀賞」を受賞しました。605作品の応募の中からの受賞ということで、大変素晴らしい成果を収めました。
武田さんは、プロテインなどの粉末を扱う際に「手で触れたスプーンの持ち手が袋の中で埋もれ粉に触れて不衛生、また持ち手についた粉が指について汚れる」という衛生面での課題を感じていました。そこで、スプーンの持ち手部分が袋の中の粉に付着することなく使うことができる「分離式スプーン」を発明。3Dプリンターで数多くの試作を繰り返し、下記写真にある形状に至りました。本学の「特許情報検索インストラクター」でもある武田さんは、既存の特許情報を入念にリサーチし、従来技術との差分を見出して応募。3Dプリンターによる試作の繰り返しと徹底した特許リサーチが、実用性の高い発明を生み出しました。製品化に向けたプロモーション活動を進めていることも話題となる中で、学長から、“(衛生面で特に気を遣う)乳児の粉ミルク用にもニーズがあるのではないか”との製品化に向けたアドバイスも贈られました。今後の展開が楽しみです。
建築構造などに関心がある鎌田さんは、自分で調べている中で知った「テンセグリティ構造」を身近な文具に応用したペン立てを発明。様々な角度からでもペンを差し込める、機能的かつ斬新な構造のペン立てを発明しました。現在は簡易素材での試作段階ですが、学長から、“山口ならではの素材・技術(大内塗など)を用いた製品化も考えられるのではないか”との提案もあり、文具や知育玩具としての展開など、今後のさらなる発展が期待されます。
★知的財産センターではこのように学生皆さんの創造、発明へのチャレンジをサポートしています。
直近では、5月22日(金)に「パテントコンテスト・デザインパテントコンテスト説明会」を行いますので、ぜひご参加ください。
参加申込は下記よりお願いします。
https://kenkyu.yamaguchi-u.ac.jp/chizai/?p=14030