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山口大学とコクヨS&Tの共同開発の研究ノート「リサーチラボノート」に普及タイプ(エントリーモデル)が登場

(2011年2月14日掲載)

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山口大学とコクヨグループのコクヨS&T株式会社は、発明者の権利を守るための研究ノート「リサーチラボノート」を共同開発し、平成17年4月から全国の大学生協やコクヨ取扱店で販売しています。
このノートは産学公連携・イノベーション推進機構 知的財産部門 佐田洋一郎教授を中心に研究開始し、商品化に至ったもので、大学にとって重要な知的財産保護のために、研究・発明の内容、経緯の記録改ざん防止の工夫が施されています。例えば、「連続ページ番号が打ってある」「特殊な糸で綴じてあるので破ったり付加してもすぐに分かる」「確認者の署名・捺印欄がある」などです。
このたび、従来のスタンダードタイプ、ポータブルタイプ、ハード表紙タイプに加え、普及タイプである、「エントリーモデル」が加わりました。
「エントリーモデル」は、ページの抜き差しが一目でわかるように、改ざん防止用の特殊な模様のパターンをノート側面に印刷して証拠力を保持し、無線綴じ製本で見開き性を確保しました。さらに書籍印刷からノート印刷方式を採用するなどの数々の工夫により、価格をスタンダードタイプの約3分の1にまで下げることができました。同じサイズ・枚数のキャンパスノートとほぼ同価格で、入手しやすくなっております。特に学生、院生の皆さまにお勧めしたいノートです。
知的財産部門は、今後も研究者の権利を守るためのツール開発に努めてまいります。

関連ページ: コクヨS&T株式会社「リサーチラボノート」