山口大学のニュースな取り組みを発信！～第８回産学官連携推進会議～

6月20日、21日の両日、国立京都国際会館（京都市）を会場として「第８回産学官連携推進会議」（主催：内閣府、総務省、文部科学省、経済産業省、日本経済団体連合会、日本学術会議）が、全国の産・学・官から約５，０００人の参加のもとに開催されました。
　今年は「オープンイノベーション型の産学官連携による新たなる挑戦」をテーマに国内外の第一線で活躍する研究者や企業経営者による講演や分科会が行われました。
　本学からは西田機構長（副学長）をはじめ、産学公連携・イノベーション推進機構のスタッフ、産学連携課職員が会議や分科会に各々参加し、産学官連携について全国の動きや今後の方向性などについて情報収集いたしました。
　また、各大学、研究機関が研究成果、活動内容を紹介する展示コーナーでは、山口大学が文部科学省「産学官連携戦略展開事業」のもとで積極的に強化に取り組んでいる項目から、ライフサイエンス分野の研究成果と、地域連携の柱として動き始めた「コーディネータ連絡会議」を紹介いたしました。これらに加えて知的財産分野での顕著な成果として、山口大学特許検索システム（ＹＵＰＡＳＳ）のデモンストレーションを実施するとともに、開発・監修した「ラボノート」を２００人の来場者へ配布し好評を得ました。さらに、７地区ＴＬＯ連携協定の中での成功事例として地域をまたいで成立した技術移転契約例や山口大学を拠点にアジア諸国との間で実施している微生物研究の交流事業も紹介いたしました。