山口大学 大学研究推進機構 総合科学実験センター

センター紹介

センター長挨拶

 平成28年度から総合科学実験センター長に就任させていただきました。これまでも医学系研究科の研究者として総合科学実験センターを利用しておりましたが,これからは,総合科学実験センターを利用する多くの研究者に安全且つ良い研究環境を提供し,大学全体の研究レベルの向上に貢献するという共同利用施設としての使命を達成するために尽力していく所存です。

 これまで総合科学実験センターには,吉田地区に機器分析実験施設,システム生物学・RI分析施設,実験動物施設,排水処理施設,小串地区に生命科学実験施設,遺伝子実験施設,生体分析実験施設,RI実験施設の8施設がありましたが,平成27年1月に先端実験動物学研究施設が設置されました。本施設は,平成27年度中に試験運用を済ませて本格的な運用が始まりましたので,吉田地区を中心とした実験動物の飼育と実験・実習の充実が期待されています。また,これまで「やまぐちイノベーション創出推進拠点」に関連した機器は常盤地区に設置されていましたが,それらの一部が利用者の多い小串地区と吉田地区に移設されましたので,今後さらなる利用率の向上が期待されています。その他の各施設はそれぞれの地区での研究教育の支援に適して配置されていますが,他の地区からの利用も徐々に増えています。まだ利用が不便な面もありますので,今後はさらに共同利用が進むようにキャンパス間移動の利便性の向上,施設運営と機器の配置を全学的な利用の視点から考えていく必要があります。総合科学実験センターは,山口大学での研究・教育の支援とともに,学外での研究教育支援を通して社会への貢献にも責任を果たすことを目指しています。そのために,科学・技術の発展に柔軟に対応できる効率的な支援・運営体制を構築し,信頼される技術,設備,サービスをすべての利用者に等しく供給するだけでなく,重点分野への積極的な支援を行っています。今後は,常盤地区での支援体制の強化を視野に入れながら施設運営と利用者サービスの更なる向上に努め,全学の研究・教育の支援をさらに充実させていきたいと考えております。

平成28年9月  総合科学実験センター長 玉田耕治

目的・沿革

  • 基盤的・共通的な研究施設・機器と研究支援サービスの提供を充実することで、学内の幅広い研究者支援の実現を目指す。
  • 科学・技術の発展に柔軟に対応できる効率的な支援・運営体制を構築し,信頼される技術・設備・サービスを利用者に等しく供給するだけでなく,重点分野への積極的な支援をおこなう。
  • 研究用施設・設備及び学術情報基盤を計画的に整備・充実することにより,教員及び大学院生等の研究活動の高度化を支援する。
  • 地域の大学・企業・公的研究機関への施設・機器の利用を拡大することで,地域社会との連携を推進する。
  • 山口大学内での研究・教育の発展を支援するとともに,学外での研究教育支援を通して社会貢献にも責任を果たすことを目指す。

各施設の運営方針

【分析実験分野】

  • 機器分析実験施設(吉田地区): 各種高性能大型装置を有し,各種機器分析を通して教育及び研究の支援を行う。
  • 生体分析実験施設(小串地区): 高い利用頻度が見込まれる高額機器を共同利用するための機器使用と技術・研究の指導の支援を行う。

【生命科学分野】

実験用動物を集中管理することで,より良い環境で維持し,倫理的にも,かつ再現性のある動物実験の支援を行う。

  • 生命科学実験施設(小串地区): 遺伝子組換え動物作出も可能な大規模施設。
  • 実験動物施設(吉田地区): 飼育管理全般からの教育主体の小規模施設。
  • 先端実験動物学研究施設(吉田地区): 国際水準の実験動物学の教育研究支援を担う施設。

【アイソトープ分野】

  • システム生物学・RI分析施設(吉田地区): DNAシーケンサなど生物学関連の共同利用機器を備え,放射性同位元素(RI)実験の支援を行う。
  • RI実験施設(小串地区): RI実験のための共同利用設備を備え,放射線関連の講習や放射線実験に関する教育や支援を行う。

【資源開発分野】

  • 遺伝子実験施設(小串地区): 遺伝子実験及び解析における技術支援を行うことを目的とし,遺伝子解析の受託や関連機器を含めた教育と支援を行う。

【排水処理分野】

  • 排水処理施設(吉田地区): 全学の教育,研究活動等から発生する廃液・排水の処理と汚染防止,水質検査,また環境保全に関する教育・広報活動を行う。

総合科学実験センター沿革

  • 昭和46年9月28日 RI分析施設 設置
  • 昭和55年3月25日 実験動物施設 設置
  • 昭和56年4月1日 生命科学実験施設 設置
  • 昭和58年3月18日 排水処理施設 設置
  • 平成4年4月10日 機器分析センター(現 機器分析実験施設) 設置
  • 平成6年6月24日 遺伝子実験施設 設置
  • 平成15年4月1日 生体分析実験施設及びRI実験施設 設置
  • 平成15年4月1日 各施設が統合され、総合科学実験センターが設立
  • 平成24年4月1日 総合科学実験センター、産学公連携支援センターおよび知的財産センターを統合し、大学研究推進機構として発足
  • 平成27年1月1日 先端実験動物学研究施設 設置
    現在に至る

組織体制・支援スタッフ

総合科学実験センター組織体制・支援スタッフ

平成28年9月1日現在

吉田キャンパス

  • 機器分析実験施設
  • 実験動物施設
  • 先端実験動物学研究施設
  • システム生物学・RI分析施設
  • 排水処理施設

小串キャンパス

  • 生体分析実験施設
  • 生命科学実験施設
  • RI実験施設
  • 遺伝子実験施設