「第132 / 133回コンソーシアム人材セミナーin山口」 を開催

 12月23日(木)と12月24日(金)に、それぞれ第132回と第133回となる「コンソーシアム人材セミナーin山口」を山口大学常盤キャンパスで対面にて開催しました。

 講師は、株式会社ダイセルの上級技師である北山健司氏で、内容は企業におけると必要とされる人材に関するものです。会場の都合で2回に分け、人数の偏りを避けるために学年により回を振り分けて開催されました。1回目の23日には学部3年生以下が主体で約150名が、2回目の24日には学部4年生以上が主体で約40名が参加しました。

 西形孝司教授(応用化学)の講師紹介に続いて講演が始まり、まず北山氏から、ご自身が修士課程を修了後他大学の違う学部の博士課程に進学されたことや博士後期課程修了後に企業に入られたという経歴を紹介されました。次に「将来なりたい職業」のアンケート結果や化学工業企業の状況にも触れながら工学部化学系の進路の可能性について説明されました。
 
 その後、ご自身の会社である株式会社ダイセルの事業内容や、今まで会社でご自身がやってこられた仕事や、現在会社や自分が取り組んでいることを紹介されました。これらの豊富な経験を表す言葉として、「化学は物質を創る(学問)」「(ビジネスの世界では、)自分の言ったこと・やったことの結果は必ず出る」「物事の原理まで立ち返って研究することで会社に貢献するのが博士課程修了者」などをいただきました。

 なお、二回の講演ではスライドは同じでしたが、参加者の学年が異なるため、1日目には工学部化学系学生に対するやや一般的な進路説明、2日目には大学院時代や会社での具体的な研究活動に重点をおいて話していただきました。

 講演に対して、「CO2を出さない火薬はあるか?」(回答=ある程度CO2は出る。)、「(ダイセルは)グリーンケミストリーやっているか?」(やっている。)、「博士課程修了後に大学ではなく企業に行った理由は何か?」(ポストがすぐには無かった。大学だと研究以外の業務がある。)、「博士課程の時何を考えたか?」(限られた年限で学位が取れるか。すごい結果を追い求めるのでは無く、自分の疑問を明らかにする。)「博士課程で他大学に行った理由は?」(元々学部時代に居られた先生が転出されたものであり、その研究室のテーマで研究したかった。)、「会社に入っても学ぶ機会はあるか?」(ある。研修や本の購入・学会参加・研究者との面談など機会多い。)、などの質問があり、北山氏からそれぞれ()内のようなご回答をいただきました。

 最後に西形教授から、参加した学生に向けて「のめりこめるような研究テーマを是非見つけてください。」(1回目)の言葉があり、終了しました。



         写真1 セミナー1日目の様子


         写真2 セミナー2日目の様子


 

   

 このページは、大学研究推進機構 産学公連携・研究推進センターが運営しています。


      Copyright © 2016 Organization for Research Initiatives, Yamaguchi University All Rights Reserved.