第89回コンソーシアム人材セミナーin山口」と「キャリアデザインU(2019年度第11講)」の
 ジョイントセミナーを開催しました

 7月4日(木)、常盤キャンパスの工学部D31講義室(遠隔=吉田キャンパス理学部310室)において、「第89回コンソーシアム人材セミナーin山口」と「キャリアデザインU(2019年度第11講)」のジョイントセミナーを開催し、教職員・学生など吉田キャンパス含め約20名が参加しました。このセミナーは、大学院創成科学研究科キャリアパスデザイン推進室と「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」との連携で実現したもので、この方式での開催は昨年度に続き2回目です。

 冒頭の浜田純夫名誉教授(キャリアパスデザイン推進室アドバイザー)の開会挨拶に続き、会場に来られていた大学院創成科学研究科長の堤宏守教授からもご挨拶をいただきました。その後、本学工学部電気工学科の卒業生で、現在安川電機みらい館館長である岡林千夫氏により、「技術系社員の海外駐在経験談〜グローバル化時代を生き抜く研究者・技術者ケーススタディー」と題した講演がありました。
  内容は、ご自身の紹介に始まり、勤務先である安川電機の歴史や現在の事業から、主力製品である産業用ロボットの話や、海外勤務の経験など、分かり易くご披露いただきました。 特に、産業用ロボットは、それ自体の市場規模は年間1兆円であるが、年間200兆円の自動車産業に必要不可欠なものになっていることや、日本では、各生産工場に特化した「専用品」としてのロボットを要求させるケースが多いが、欧州では幾つかの「標準品」からロボットを選択し、それを各生産工場向けにカスタマイズする多数の「システム・インテグレータ」が事業として成り立っているという日欧の差など、興味深い話題が多数紹介されました。企業の最前線ならではの話題が多く、学生達にも貴重な情報であったと思われます。


                       セミナーの様子


                                        以上


 

   

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