1月17日(木)、「未来博士3分間コンペティション2017」(平成29年11月25日開催)と「未来博士3分間コンペティション2018」(平成30年9月15日開催)の受賞者が、堀憲次副学長(学術研究担当)など関係者らとともに岡正朗学長を訪問し、受賞の報告をしました。
このコンペティションは、博士後期課程学生が一般の方を対象に3分間で自分の研究を紹介するスピーチ大会で、「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」の主催で毎年、東広島市で開催されているものです。本学はこのコンペティションに当初から参画しており、毎年受賞者を出しています。
この日は、「未来博士3分間コンペティション2017」でマツダ賞を受賞した鳥取大学連合農学研究科(山口大学配属)博士後期課程2年の飯田亮平さんと、「未来博士3分間コンペティション2018」でオーディエンス賞(日本語部門)と戸田工業賞を受賞した創成科学研究科(理学)博士後期課程2年の田代啓悟さんが、キャリアパスデザイン推進室の増山アドバイザー(名誉教授)や関係者と共に学長を訪れました。最初にコンペティションの概要が紹介されたあと、受賞者本人により、スライドを背にして、当日さながらのプレゼンテーションが行われました。
その後の懇談では、研究内容についての質問から始まり、飯田さんの研究テーマであるバクテリア間の情報交換に関与する分子の制御について、抗生物質によらない細胞機能の制御可能性と医学への応用可能性などが、田代さんの研究テーマである光触媒による環境浄化については、可視光を利用することによる優位性や本研究に対する企業の関心など、広い範囲にわたり活発な議論がなされました。最後に学長から今後の研究への期待が表明され、終了しました。
報告会の様子
集合写真:学長(中央)の向かって左が飯田さん(2017マツダ賞)
向かって右が田代さん(2018オーディエンス賞、戸田工業賞)
左端:堀 理事・副学長(学術研究担当)
右端:キャリアパスデザイン推進室 増山アドバイザー
受賞時のホームページ記事
未来博士3分間コンペティション2017
未来博士3分間コンペティション2018
以上