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11/2「介護工学 新技術説明会」に本学の教員が発表を行います。

(2017年9月27日掲載)
日時 2017年11月2日(木)9:55~15:30
会場 JST東京本部別館1Fホール(東京・市ヶ谷)
内容

介護工学 新技術説明会
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1.html

【日時】11月2日(木) 9:55~15:30
【場所】JST東京本部別館1Fホール(東京・市ヶ谷)
【地図】
https://shingi.jst.go.jp/access.html

≪プログラム≫

◆1)10:00~10:25
「認知機能の客観評価と認知症早期発見の新方法・実用化技術」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1/tech_property.html#pbBlock65494
岡山大学 大学院自然科学研究科 機械システム系学科 生命医用工学専攻 教授 呉 景龍

  指先で凹凸のパタン識別能力または視聴覚認知能力の検査を用いて、人間の認知・注
意・短期記憶の能力を検査し、認知症の有無を確認する方法及び技術。

◆2)10:30~10:55
「早期のリハビリテーションを可能にする頭蓋骨接合技術」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1/tech_property.html#pbBlock65501
岡山理科大学 理学部 臨床生命科学科 教授 辻極秀次

 申請者らは、既存の方法では治療が難しかった頭頸部骨欠損に適応する新規生体材料の
開発に成功している。本材料は、骨組織再生を促す幹細胞を供給可能であり、広範囲に欠
損した骨組織を早期に再生させる。また本材料は吸収性であり患者の骨組織と置換するた
め再手術の必要性が無く、早期のリハビリを可能にする。

◆3)11:00~11:25
「シルバーカーの段差乗り降りをスムーズにする踏み下げペダル」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1/tech_property.html#pbBlock65500
岡山県立大学 保健福祉学部 保健福祉学科 教授 中村孝文

  シルバーカーは後転の危険をなくすため前輪上げが出来ない機構になっており、僅かな
段差でも乗り越えが難しい。そこで、簡単に前輪上げができる踏み下げペダルを考案した。
可動ペダル、支持部及びフレーム取り付けアダプタから成り、支持部とペダルとの接続を
上方折れ曲がりリンク機構とすることで、段差降り時のペダルの段への引っ掛かりを無く
し、スムースな段差乗り降りを実現した。

◆4)11:30~11:55
「医療従事者の暗黙知を考慮したロコモティブシンドローム診断の定量化」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1/tech_property.html#pbBlock65499
鳥取大学 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻 助教 櫛田大輔

 3次元ビジョンセンサによって取得した歩行に関わる時系列データと、医療従事者の主
観的な診断結果(ロコモ診断)を結び付けるモデリング技術である。診断対象者にセンサ
取り付けは不要であり、健診現場などで3〜5m程度の通常歩行を実施することで医療従事
者と同等精度のロコモ診断(スクリーニング)が可能である。

◆5)13:00~13:25
「聞き上手な身体的インタラクション・コミュニケーションシステム」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1/tech_property.html#pbBlock65498
岡山県立大学 情報工学部 情報システム工学科 教授 渡辺富夫

  うなずきや身振りなど身体リズムを共有する引き込み動作を、発話音声からリアルタイ
ムに自動生成する技術をロボットやCGキャラクタのメディアに導入することで、一体感が
実感できる身体的コミュニケーション支援技術とメディア場にはたらきかけることで場を
盛り上げ、場の雰囲気をつくる技術を研究開発している。

◆6)13:30~13:55
「簡易没入型歩行感覚呈示装置の開発」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1/tech_property.html#pbBlock65497
広島市立大学 大学院情報科学研究科 システム工学専攻 助教 脇田航

  簡易的な構造でより自然な歩行感覚を呈示可能な装置および呈示方法を提案する。具体
的には、ユーザの進行方向に大腿部を支え、実際には前に出ることのない足の動きを大腿
部支持部に備える荷重センサによって推定し、推定した歩行動作および映像をHMDに呈
示することで、自然な歩行感覚を錯覚させる。

◆7)14:00~14:25
「歩行アシスト効果を図る歩行車の開発」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1/tech_property.html#pbBlock65496
近畿大学 工学部 ロボティクス学科 教授 黄健

  病気や加齢で下肢部の弱い高齢者の立ち上がりと歩行を支援するため、胸部支持パッド
に1自由度のフリー回転機構を有するリフト型歩行車を試作した。また、開発された歩行
車の歩行促進効果が実験で確認されており、さらに歩行促進の影響要因を明らかにした。

◆8)14:30~14:55
「こころを育てるICT、IoT情育空間:小児、成人、高齢の精神医工学」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1/tech_property.html#pbBlock65503
山口大学 大学院創成科学研究科 工学部附属ものづくり創成センター 副センター長・
准教授 小柴満美子

  生涯、動機的に活き活きと生きることを支援する、真にスマートなIoTの開発を目指し
ています。胎児から高齢まで、多様な環境と動機的に相互作用し、ポジティブやネガティ
ブに感じ、意欲的に周囲と関わり、学び、あそび、発達することの包括的な支援技術を、
領域を超え融合し精神生物工学を背景に社会実装を目標とします。

◆9)15:00~15:25
「高齢者や身体障害者のための安全移動支援技術」
https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1/tech_property.html#pbBlock65502
山口大学 大学院創成科学研究科 電気電子工学分野 講師 中島翔太

  高齢者や身体障害者が用いる移動補助具を、より安全かつ快適に利用するための支援シ
ステムである。本システムは、超音波センサから得られる反射波形と加速度センサから得
られる加速度から路面状態を把握し、必要に応じた支援を行う。適用可能な補助具の例と
して、車椅子やシルバーカー、シニアカー、歩行器、白杖などがある。

主催 【主催】科学技術振興機構、中国地域産学官連携コンソーシアム(さんさんコンソ)【後援】特許庁、鳥取大学、岡山大学、山口大学、岡山県立大学、広島市立大学、岡山理科大学、近畿大学
申込み・問い合わせ https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1.html
参照ページ

https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/sangaku-cons/2017_sangaku-cons1.html