開催趣旨
イノベーションの達成には，作り手・技術者の論理だけではなく，顧客視点を取り入れることが重要と言われ
ています。製品の機能性だけでなく，操作性や快適性などの心理的効果・生理的効果等を考慮したモノづくりが
必要とされています。一方，人間をターゲットとした学問領域として，心理学，生理学，感性工学，人間工学等
があります。人間が受ける影響や効果を計測・評価する手法は，企業が必要する「顧客ニーズ」の把握や，製品
の改善点の抽出・改善に貢献すると思われます。
　本シーズ発表会では，地域企業に対してユーザー・顧客側の視点に着目する価値を伝え，大学等との連携・支
援のイメージを伝えることを目指します。

スケジュール
13:30 開会挨拶
　　　　やまぐち事業化支援・連携コーディネート会議
　　　　会長　望月信介
13:35 基調講演
　　　　共創 – サービスデザイン・プロトタイピング　
　　 　　システムを活用した事例研究-
　　　　 山口県立大学・国際文化学部　教授　水谷由美子
14:05 事例紹介
　　　　人の「感じ方」を可視化する　
　　　　～企業と大学の取組み事例紹介
　　　 　　山口大学・大学研究推進機構　URA　長田和美
14:20 事例紹介
　　　　デザインシンキングによる商品企画手法の
　　　　企業導入
　　　　山口県産業技術センター・企業支援部　
　　　　　　　　専門研究員　本田　晃浩
14:35 ポスター発表、作品展示（デモ等を含む）
16:00 閉会