世界同時不況の打開戦略
1.構造的不況の打開策
日本を代表する見識者は、横林式増益経営管理理論に身に余るエールを頂いています。
しかし、横林式計数管理手法は、減収増益⇒△減収金額<コストダウン金額が特徴でしたが、今日の構造的不況は本手法をも、赤字転落になるでしょう。
即ち、大幅赤字⇒△売上激減で粗利益の大幅な損失金額>コストダウン金額のシナリオになるからです。
そこで、高度な複合技術を駆使したコンカレットエンニァリングによるコストセーブを果敢に挑戦しなければなりません。
それは、攻める営業で売上増大による粗利益増+高度な複合技術によるコストダウンで粗利益増⇒経常利益創出をもって達成したいと考えています。
2.利益構造の仕組
利益構造、在庫回転率の向上⇒粗利率の向上、仕入率と在庫率の相関関係、増分利益の仕組み、利益の5分配法
3.攻めの営業⇒増収戦略
訪問回数150回/月以上、売上高10%UP、不況時の売価戦略、限界粗利率、 全員参加の売上計画作成、社長の顧客訪問
4.高度複合技術によるコストダウン⇒増益戦略
生産速度30%UP、品質・納期の作り込み、外作から内作へ、製品アイテム数のカット、受注=出荷のバランス、仕掛品・製品在庫ゼロの生産システム、設備投資の考え方、新旧仕入先の新陳代謝、身の回りの仕事の能率を30%UP
5.売上増大の落穴
<横林先生のご紹介>
5社の社外取締役、20社の顧問、20社の株式公開を果たす。経営コンサルタント、ベンチャーキャピタリスト、大学教授、執筆家と多彩な顔を持つ異色の人物。
トステム取締役時代、新規事業開発・M&A・企業内VC(世界に先駆けた株式公開)事業で、経営の神様故ピーター・ドラッカー氏から高い評価を受ける。
1994年、3年という短期間でトステム取締役を辞し、永年の夢であった大学の教壇に立つ。また、同じく夢であった中小企業コンサルティングを実施する為に、株式会社YBIを設立。独自の計数管理によるユニークな増益経営手法を用い、延べ700社・幹部社員約7000名を経営指導。
その98%を増益に導き、マスコミ各社から、『増益請負人』と礼賛される。
また、大学院、中央・地方官庁、本人が主宰する4つの経営塾にて、ベンチャー教育のあり方や日本を背負う企業家育成、ベンチャー企業への投資による企業成長の指導、大学の教育者の輩出に余念がない。日本初のエンジェルとしても注目を集めている。
1939年生れ。通産省アントロプレナー研究会委員、法政大学大学院客員教授などを経て、現在、山口大学客員教授を兼務。工学博士。技術士。
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