山口大学からも下記2件の発表を行います。みなさまのお越しをお待ちしております。

　日　時：平成21年12月2日（木）
　会　場：キャンパス・イノベーションセンター東京
　　　　　（東京都港区芝浦3-3-6）

○「モータ回生エネルギーの新規回収システム」
　　　山口大学 大学院理工学研究科　平木英治 准教授

　ソフトスイッチングと呼ばれる高効率かつ低電磁ノイズ特性の
　動作を行うことができる新しい構成のコンバータを開発している。
　この新コンバータはモータのエネルギー回収に最適な回路方式だと考え
　られ、電気自動車や産業応用機器に使われるモータの回生エネルギーを
　高効率で回収し、省エネルギー化を推進することができる。

○「導電性ダイヤモンドライクカーボン電極材料」
　　　山口大学　大学院理工学研究科　本多謙介 准教授

　プラズマCVD法（化学気相成長法）で成膜するダイヤモンドライク
　カーボン（DLC）に窒素原子を添加することで、DLC本来の高硬度や
　耐摩耗性に加え、導電性を示す導電性DLC薄膜が合成できる。
　この導電性DLC薄膜は半導体ガスなどの電気化学センサー、レドックス
　フロー電池、導電性コーティング膜などへの用途が想定される。