■■■■■■■■■ YUCRCメールマガジン ■■■■■■■■■■■■  ★このメールは毎月2回(各月の第1週と第3週週末)、       山口大学関係者の他、登録された皆様にお届けします。  ★ホットニュースがあるときには、号外をお届けすることもあります。  ★このメールマガジンは、山口大学産学公連携・創業支援機構のもとで、  山口大学地域共同研究開発センターが編集・発刊しています。 ■■■■■■■■■  第18号(2002年9月6日) ■■■■■■■■■■■■ 【第18号のコンテンツ】 ◆先端技術セミナー・講演会等のお知らせ  ○山口大学特許セミナー  ○環境部会例会 排水・排ガス処理関連講演会  ○新エネルギー研究開発シンポジウム2002  ○NEDOフォーラム2002  ○中国地域研究開発交流会 2002 in OKAYAMA  ○コミュニティビジネスカレッジ ◆センターからのお知らせ  ○大学院講義・社会人特別研修講座「ベンチャービジネス特論」を開講  ○ 9月6日よりWeb上にてE-learning講義開講! ◆省庁関連情報 ◆科学技術・ビジネス情報(報告書など) ◆研究開発助成金等の公募情報 ◆コラム 『特許侵害の損害賠償の高額化』 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆◆   先端技術セミナー・講演会等のお知らせ   ◆◆◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 以下のうちの幾つかはすでにYUCRCホームページに掲載されています。 (YUCRCホームページ: http://www.crc.yamaguchi-u.ac.jp/ ) ====================================================================== ■     山口大学特許セミナー開催のご案内        ■ ====================================================================== <山口会場> 日時 : 平成14年9月10日(火) 10:00〜17:00 会場 : 山口大学大学会館 会議室(山口市大字吉田1677-1) <宇部小串会場> 日時 : 平成14年10月11日(金) 14:00〜18:00 会場 : 山口大学医学部 霜仁会館3F 多目的会議室        (宇部市南小串1−1−1) 講師 : (社)発明協会広島県支部 参与  坂本重道 氏 内容 : 知的財産権概論、特許性、特許情報調査      請求の範囲、明細書作成 他 主催:特許庁、中国経済産業局 共催:山口大学産学公連携・創業支援機構        地域共同研究開発センター、ベンチャービジネスラボラトリー    宇部工業高等専門学校    (有)山口ティー・エル・オー 実施:(社)発明協会広島県支部 ※参加を希望される方は山口会場は9月9日(月)まで、宇部小串会場(医学部)  は10月4日(金)までにFAXあるいは電子メールにて下記申込み先まで、  会社名、所属、氏名、TEL、参加会場をお知らせください。 <申込み・問合せ先>    山口大学地域共同研究開発センター 事務局         TEL:0836-85-9951  FAX:0836-85-9952         E-Mail:jim@po.crc.yamaguchi-u.ac.jp ====================================================================== ■  環境部会例会 排水・排ガス処理関連講演会開催のご案内     ■ ====================================================================== 日 時 2002年9月13日(金)13:30-16:00 場 所 山口大学工学部D講義棟2F D21教室 プログラム   1.「水熱反応を利用した汚泥の可溶化装置の開発」        IHI 石川島播磨重工業(株)   藤井 衞 氏   2.「難分解性PVA含有廃水の生物処理」       (株)荒谷建設コンサルタント  近藤 寛 氏 参加費 無料 主催:山口大学地域共同研究開発センター研究協力会環境部会    やまぐち産業振興財団RSP事業環境分科会    山口ティ・エル・オー環境分科会 申込先:社会建設工学科 E-mail imai@yamaguchi-u.ac.jp   Fax: 0836-85-9312, Tel: 0836-85-9301     地域共同研究開発センター E-mail jim@po.crc.yamaguchi-u.ac.jp Fax: 0836-85-9951, Tel: 0836-85-9952 ====================================================================== ■  「新エネルギー研究開発シンポジウム2002」開催のご案内     ■ ====================================================================== 開催日:平成14年9月18日(水) 会 場:国際ホテル宇部 シンポジウムの内容 ・開会挨拶       13:00〜13:10(3F常盤西)          新エネルギー研究プロジェクト             代表  村田 秀一氏 ・基調講演      13:10〜13:40(3F常盤西)   「新エネルギー政策」         経済産業省新エネルギー対策課             課長 伊藤 仁 氏 ・分科会  ○分科会場1《14:00〜17:00 3F常盤西》  ☆エネルギー変換材料・システム分科会 (14:00〜15:30)   ☆燃料電池分科会 (15:30〜17:00)  ○分科会場2《14:00〜17:00 3F眞珠》   ☆風力エネルギー分科会 (14:00〜15:30)  ☆イオマスエネルギー分科会 (15:30〜17:00)  ○分科会場3《14:00〜17:00 1F離宮》  ☆太陽・波力エネルギー分科会 (14:00〜17:00) ・交流会 17:15〜19:00(3F常盤東) 主 催:新エネルギー研究開発シンポジウム実行委員会     山口大学地域共同研究開発センター     山口大学VBL教育研究施設    (有)山口ティー・エル・オー 後 援:経済産業省中国経済産業局、山口県、宇部市、日刊工業新聞社 参加費:10,000円 お問合せ先     山口大学地域共同研究開発センター     〒755-8611 宇部市常盤台2-16-1     TEL/0836-85-9951 FAX/0836-85−9952 ====================================================================== ■    「NEDOフォーラム2002」開催のご案内       ■ ======================================================================  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、9月19日(木)、 東京の赤坂プリンスホテルにて「NEDOフォーラム2002」を開催します。  本フォーラムは、NEDOの事業分野毎の成果報告に加え、広く産業界等に 向けて最新技術動向の発信を行う場として例年実施されているもので、18に わたる分野毎のテクニカルセッション(分科会)が開催されます。  また、翌週の9月25日〜27日に東京ビッグサイトで開催される国際新技 術フェアでは、「NEDOフォーラム2002展示会」として、NEDOの事 業成果展示が行われます。フォーラム、展示会共に入場無料。是非ご来場下さ い。詳しくは以下をご覧下さい。 http://www.nedo.go.jp/informations/other/140704/140704.html [問い合わせ先]   新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)広報室     電話:03−3987−9313 ====================================================================== ■  「中国地域研究開発交流会 2002 in OKAYAMA」開催のご案内     ■ ======================================================================    −産学官連携によるイノベーションの創出− 大学の研究者等と企業との間で技術交流を促進し、大学が保有する優れた技術 シーズと企業ニーズの出会いの場を提供して共同研究等の機会を創出することを 目的として開催されます。  大学等および企業のブース展示、有識者によるパネルディスカッション、 産官学フォーラム、夢づくり産官学連携・研究シーズ発表会、大学のリエゾン 活動紹介があります。 日 程:平成14年9月20日(金)〜21日(土) 場 所:岡山大学(岡山市津島中二丁目) 参加費:無料 主 催:中小企業総合事業団、(財)中国技術振興センター、岡山大学 問合せ:(財)中国技術振興センター TEL:082-249-6720 岡山大学地域共同研究開発センター TEL:086-286-8002  ▼詳細はこちらから http://www.gr.energia.co.jp/ctpc/  ====================================================================== ■     コミュニティビジネスカレッジ開催のご案内      ■ ====================================================================== 公開講座第2段  日 程:平成14年10月5日(土)  時 間:13時30分〜16時40分  場 所:山口大学工学部キャンパス内 D棟(宇部市常盤台2-16-1)  受講料:参加費無料(参加希望の方は事前に問い合わせ先にご連絡ください)  講 師:ユニバーサルデザイン総合研究所所長 赤池学  テーマ:「地域の技術を活かす」 主催・問い合わせ先    「コミュニティビジネスカレッジ実行委員会事務局」    山口市道場門前1-1-18 4F    TEL:083-901-7818 FAX:083-901-7827 E-Mail:kigyo@lets.gr.jp HP:HTTP://www.socio.gr.jp/cbc ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆◆       センターからのお知らせ            ◆◆◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ========================================================================== ■      大学院講義・社会人特別研修講座           ■ ■「ベンチャービジネス特論−ベンチャービジネスと知的財産権−(MOTU)」 ■              開講のご案内                ■ ========================================================================== 講師:坂本 重道 氏((社)発明協会広島県支部 参与)   井上 浩 氏(井上特許商標事務所所長 弁理士) 横林 寛ム 氏((株)YBI社長) 松田 臣平 氏(つばさハンズオンキャピタル(株)技術顧問) 会場:山口大学工学部 E棟E21教室 ※ 受講は無料です。 [カリキュラム]  日時(曜日)開始時刻 講 師 講 義 内 容  10/ 9(水) 12:50 坂本 知的財産権の概要  10/ 9(水) 14:30 坂本 特許性、出願の手続き  10/16(水) 12:50 坂本 請求の範囲、明細書の作成(ケーススタディ)  10/16(水) 14:30 坂本 特許検索  10/23(水) 12:50 井上 抵触判断(ケーススタディ)と                パテントクリアランス  10/23(水) 14:30 井上 パテントマップと特許管理  10/30(水) 12:50 井上 知的財産権戦略T  10/30(水) 14:30 井上 知的財産権戦略U  11/ 6(水) 12:50 松田 ハイテク企業の研究開発戦略  11/ 6(水) 14:30 松田 急成長したシリコンバレーのベンチャー  11/ 7(木) 10:20 松田 発明発見の方法論                −20世紀最高の発明と商品−  11/20(水) 10:20 横林 新規事業  11/20(水) 12:50 横林 株式公開  11/20(水) 14:30 横林 <特別講演会>キャッシュフロー経営  ※ 講義の1コマは90分です。 主催:山口大学     地域共同研究開発センター、ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー  受講を希望される方は、所属、氏名、連絡先、受講日をご記入のうえ、 10月4日(金)までに、E-mailあるいはFaxにて下記までお申込み下さい。 <申込み・問合せ先>    山口大学地域共同研究開発センター 事務局         TEL:0836-85-9951  FAX:0836-85-9952         E-Mail:jim@po.crc.yamaguchi-u.ac.jp ====================================================================== ■■■   9月6日よりWeb上にてE-learning講義開講!     ■■■ ====================================================================== この度、山口大学地域共同研究開発センター(YUCRC)では、インターネット 回線を用いWeb上において、「ベンチャービジネスと企業経営」 (Management of Technology :「技術経営」講義科目)を以下のスケジュール (予定)で開講いたします。受講料は無料ですので、是非一度ご覧下さい。 講義題目:「ベンチャービジネスと企業経営(MOT I)」 講  師:向山尚志 氏(山口大学CRC寄附研究部門「産業創造」前教授) 講義時間:1回約40分(全12回) [講義内容と開講日] 1.日本経済の現状とベンチャービジネスの意義       9月6日 (金) 2.21世紀の社会と発展の期待される市場・分野      9月13日 (金) 3.新事業展開のパラダイムとビジネスモデル        9月20日 (金) 4.ビジネスプランの意義と作り方             9月27日 (金) 5.ビジネスプランニングプロセス             10月4日 (金) 6.ビジネスプランと資金計画               10月11日(金) 7.企業会計と財務諸表の基礎知識             10月18日(金) 8.経営戦略                       10月25日(金) 9.マーケティング                    11月1日 (金) 10.ベンチャーファイナンスとベンチャーキャピタル     11月8日 (金) 11.企業経営を巡る法律知識とコーポレートガバナンス    11月15日(金) 12.ベンチャー企業の経営課題とビジネスインキュベーション 11月22日(金) 動画とテキストがお手持ちのコンピュータで受信できますので、ADSLもしくは CATVなどのブロードバンド回線と接続して頂ければ、いつでもその場で講義を受 けることができます。下記アドレスにアクセスしてください。  URL: http://www.crc.yamaguchi-u.ac.jp/wbt/index.html ※この講義は、2002年前期に山口大学工学部において、大学院特別講義・社会人  特別研修として行われたものをWebコンテンツとして、収録・編集したものです。 【お問合せ先】 〒755-8611 山口県宇部市常盤台2丁目16番1号 地域共同研究開発センター  電話:0836-85-9951 FAX:0836-85-9952  電子メール: jim@po.crc.yamaguchi-u.ac.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆◆        省庁関連情報              ◆◆◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■経済産業省   ○平成15年度経済産業省の概算要求等について  http://www.meti.go.jp/topic/data/e20829aj.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆◆      科学技術・ビジネス情報(報告書など)    ◆◆◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■NEDO  ○先進的省エネルギー技術導入診断システム 掲載   http://www1.infoc.nedo.go.jp/ses/  ○国際共同研究先導調査事業 -国際共同研究の発掘-(パンフレット)掲載   http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/pamphlets/index.html  ○NEDO成果報告書190冊を技術情報データベースに追加   http://www.tech.nedo.go.jp/new_list.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◆◆      研究開発助成金等の公募情報          ◆◆◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 以下のうちの幾つかはすでにYUCRCホームページに掲載されています。 (YUCRCホームページ: http://www.crc.yamaguchi-u.ac.jp/ ) 【経済産業省からの公募】 ●企業関係 @費  目:平成14年度「クリーン開発メカニズム運営組織整備事業」に係る       委託先の公募について  公募期間:平成14年8月13日(火)〜9月9日(月)   http://www.meti.go.jp/information/data/c20812ej.html A費  目:基準認証研究開発事業及びエネルギー使用合理化標準化調査研究に       係る委託先の公募について  公募期間:平成14年8月26日(月)〜9月20日(金)17:00  http://www.meti.go.jp/information/data/c20826aj.html 【中国METIからの公募】 ●企業・大学 @費  目:平成14年度「資源循環技術・システム表彰」の募集  募集対象   @再生資源の有効利用事業   A使用済み物品の再使用事業   B副産物・廃棄物の発生・排出抑制   C再生利用または再使用技術・装置・システムの開発事業   D資源循環型製品の開発・普及事業   Eその他(上記の複数の分野に亘る総合的な取り組み等)  公募期間:〜平成14年9月14日(金)  http://www.cjc.or.jp/sub_1/h14hyousyoda.html 【NEDOからの公募】 ●企業関係 @費  目:「ワークショップ開催による国際環境技術移転調査」に係る委託先 の公募  提出期限:〜平成14年9月9日(月)17:00必着(原則郵送による受付)  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140813/140813.html A費  目:「石炭生産会社の寡占化とその影響」に係る委託先の公募について  提出期限:〜平成14年9月9日(月)17:00必着  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140826_3/140826_3.html B費  目:「国際石炭事情調査」に係る委託先の公募について  提出期限:〜平成14年9月9日(月)17:00必着  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140826_2/140826_2.html C費  目:平成14年度国際石炭利用対策事業費補助金国際協力推進事業      「選炭効率向上に係る技術調査」に係る業務委託先の公募について  提出期限:〜平成14年9月9日(月)17:00必着  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140826/140826.html D費  目:「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業費補助金       (高効率給湯器導入支援事業)」に係る補助金交付対象機器の公募  公募期間:平成14年9月5日(木)〜9月11日(水)  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140827/140827.html E費  目:「研究開発効率及び社会経済効果向上のための目標設定とその管理        に関する調査」に係る委託先の公募について  公募期間:平成14年9月13日(金)17:00必着  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140902/140902.html F費  目:「極低消費電力シリコンナノデバイス技術の調査」に係る委託先        の公募について  公募期間:成14年9月13日(金)17:00必着  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140830_2/140830_2.html G費  目:「輸送用クリーン燃料の導入可能性に関する調査」に係る委託先        の公募について  公募期間:平成14年9月13日(金)17:00必着  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140830/140830.html H費  目:「地域新エネルギービジョン策定等事業の実績評価調査」に係る        請負付託先の公募について  公募期間:平成14年8月29日(木)〜9月17日(火)  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140829.html I費  目:「省エネルギー設備等導入促進情報公開対策等事業」       <2次解析業務>に係る委託先の公募について  公募期間:〜平成14年9月17日(火)17:00必着  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140828.html J費  目:「風力発電に関する総合調査委員会の運営業務」に係る委託先の公募  提出期限:〜平成14年9月20日(金)17:00必着  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140819/140819.html K費  目:「技術開発における知的財産権の戦略的取得・管理に関する調査」        に係る委託先の公募について  公募期間:平成14年9月20日(金)17:00必着  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140904/140904.html L費  目:平成14年度「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業      (BEMS導入支援事業)」に係る補助事業者の公募について  公募期間:平成14年9月2日(月)〜10月2日(水)  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140808/140808.html M費  目:平成14年度「住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業」       に係る補助事業者の公募(住宅に係るもの)  公募期間:平成14年9月3日(火)〜10月2日(水)必着  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140828_3/140828_3.html ●大学・企業関係 @費  目:「超省エネ型次世代フラットパネルディスプレイの技術開発戦略に        関する調査」に係る委託先の公募について  公募期間:平成14年9月13日(金)17:00必着 http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140829_2/140829_2.html A費  目:平成14年度「エネルギー使用合理化技術実用化開発」事業の       研究開発テーマの二次公募について  公募期間:平成14年8月28日(水)〜9月30日(月)17:00  http://www.nedo.go.jp/informations/koubo/140828_2/140828_2.html 【TAOからの公募】 @費  目:平成14年度 高度通信・放送研究開発に係る委託先の公募について  公募期間:平成14年8月16日〜9月10日  http://www.shiba.tao.go.jp/press/prs14271.htm A費  目:通信・放送融合技術開発テストベッドの設備増設に関する資料提供       募集について  公募期間:平成14年8月28日〜9月17日まで  http://www.shiba.tao.go.jp/press/prs14281.htm 【(財)中国電力技術研究財団からの公募】 ●大学関連  公募項目   ・試験研究(電気、材料・物理、化学・バイオ、土木・環境)   ・国際交流活動(国際会議等開催,海外渡航,外国人留学生研修)   ・研究発表会等開催   ・学術誌への投稿・出版   ・産業振興に関する調査・研究  公募期間:〜平成14年10月15日  http://www.gr.energia.co.jp/etrfc 【JSTからの公募】 @費  目:「さきがけ研究21」グループメンバー募集のご案内  http://www.jst.go.jp/boshuu/other/in-cfgm.htm A費  目:研究員・研究補助員募集の案内  http://www.jst.go.jp/boshuu/jigyou/shinkai.htm ●大学・企業関係 @費  目:平成14年度委託開発事業開発課題・開発実施企業募集のご案内  公募期間:平成14年9月27日(金)必着 http://www.jst.go.jp/jst/h14_bosyu2.html 【その他】 ●企業関係 @費  目:公益信託「UFJニューフロンティア企業育成基金」  公募期間:平成14年8月1日(木)〜10月18日(金) http://www.csweb.co.jp/TTB/youkou.htm ●大学・企業関係 @費  目:公益信託「みずほニュービジネス育成基金」  助成対象:(1)マルチメディア・情報通信       (2)新技術(半導体・液晶・光ファイバー等)       (3)新市場(環境・エネルギー・ヘルスケア-等)  公募期間:平成14年6月1日 〜 9月30日(消印有効)  http://www.ffnet.or.jp/mizuhofund/ ====================================================================== ◆◆◆  コラム  『特許侵害の損害賠償の高額化』        ◆◆◆ ======================================================================  少し前になりますが、今年の3月東京地裁における特許侵害訴訟で、特許侵 害をした2社に対して計84億円を支払えという判決がなされました(現在東 京高裁に控訴中)。そのうち1社はテレビのコマーシャル(中村玉緒出演)で も有名なサミーという会社ですが、74億円の賠償を命じられ、これは特許権 侵害による賠償額としては史上最高額となりました。なぜこのような高額の賠 償となったのでしょうか? 特許など知的財産権は無体物であるため、有体物のように損害が目で見えるこ とがなく、しかも模倣が容易であり、同時に何人にでも使用される可能性があり、 侵害に対して物理的な防御策をとることが困難な財産権となっています。 しかしながら、財産権であるためこの侵害に対しては、通常と同様に民法709 条に沿って損害賠償を請求することになります。この709条では、@故意又 は過失に基づき、A行為が違法であり、(権利侵害が認められ)、B損害が現実 に発生し、C相手方の行為と損害に因果関係がある場合に損害賠償が認められて います。 ところが、前述のとおり、無体物であるために特にBの損害が発生しているこ と(損害額)を権利者が立証することが非常に困難となります。それで、特許法 では侵害者が侵害行為によって利益を得ている場合は、その利益の額を特許権者 の損害額と推定する(特許法102条2項)として、権利者の立証を容易化して います。ただ、それでも侵害者の利益は、相手方の内部情報を基に算定しなけれ ばならないので、まだまだ容易ではありませんでした。  そこで、さらに平成10年の法改正で損害賠償額の算定方法として、販売数に 侵害行為がなければ販売することができた物の単位数量当たりの利益の額を乗じ て、それを損害額とすることができることとなりました(特許法102条1項)。 この場合、侵害者の販売数のみを把握すれば、権利者側の利益を算定して掛け算 を行うだけですので非常に損害額の算定が容易となります。  今回の判決では、この権利者側の利益として、販売価格から変動費(製造原価 +広告宣伝費+販売費)を差し引いたもの、いわゆる限界利益を算出しました。 これは販売価格のなんと約56%に該当しており、それに侵害者の販売台数を掛 け算したので非常に高額となりました。  これからは「知」の時代と言われています。これまで侵害した者勝ちとなりが ちだった知的財産権に対してようやく権利者保護の体制が整ってきました。これ はもちろん権利者にとっては望ましいことですが、裏を返せば他者権利を侵害し ないように行うパテントクリアランス(特許侵害回避活動)を怠ってはいけない という警鐘でもあるわけです。                      山口大学客員教授  井上 浩                     (井上特許商標事務所 弁理士) ====================================================================== 【注1】YUCRCメールマガジンは、山口大学の各学部で教官のメーリング     リストが整備されている学部の方には、メーリングリストを通     じて配送しています。また、YUCRC研究協力会会員企業の     方にも配信しています。 【注2】上記以外の方には、登録いただいた方にのみ配送しています。 【注3】メールマガジンの配信登録は、http://www.crc.yamaguchi-u.ac.jp/     から行えます。 ======================================================================  ▼ ご意見ご要望は、下記までご連絡ください。     jim@po.crc.yamaguchi-u.ac.jp **********************************************************************         ☆☆   YUCRCメールマガジン   ☆☆      発 行 :山口大学地域共同研究開発センター (Yamaguchi University, Collaborative Research Center)        〒755-8611 山口県宇部市常盤台2-16-1             TEL:0836-85-9951 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