「未来博士3分間コンペティション2016」において本学大学院生3名が
HIRAKU学長特別賞など4件受賞
 

 

博士課程後期で学んでいる大学院生が自らの研究を3分間で紹介する「未来博士3分間コンペティション2016」(未来を拓く地方協奏プラットフォーム主催)が、平成28924日(土)に東広島市内で開催され、10大学38名の博士課程学生が、約240人の聴衆の前でスピーチを行いました。
 今回は、日本語部門、英語部門の2部門で開催され、出場者は、@研究のビジョンに共感したか、A研究内容がワクワク感じられたか、B研究成果に驚きがあったか、C分かりやすいスピーチだったかの審査基準により、プレゼンテーション力を競い合いました。

 審査の結果、本学からは、理工学研究科博士後期課程2年 トゥン アハマドガザリさん(英語部門)の「Bioelectricity Generation from Persimomon Fruit Waste through Microbial Fuel Cell」、医学系研究科医学博士課程4年 杉本至健さん(日本語部門)の「Brain TUNAMI の解明と片頭痛の克服」、東アジア研究科博士課程3年 程青さん(日本語部門)の「日本人の深層に棲む恐怖―怨霊たちの真相―」の3名が、見事、受賞しました。
 トゥンさんは、世界の1/4の電気を使えない人達のための高貴な目標を持った研究であることや、明るく堂々とスピーチされた点が高く評価され「HIRAKU学長特別賞」を受賞したほか、参加者の投票により決まる「オーディエンス銀賞」も受賞というダブル受賞となりました。また、杉本さんは、日本初で世界に進出するような研究成果を出そうという心意気が評価され、協和発酵バイオ賞(企業/団体賞)を、程さんは、外国から日本のことに興味を持ってくれたこと、3分という短い時間でとても分かりやすいスピーチだったことが評価され、JSW日本製鋼所賞(企業/団体賞)を受賞しました。

受賞した3人からは、今回参加する機会を得られたことやこれまで指導いただいた教員らに対する感謝の言葉と、これからも邁進していきたいとの言葉がありました。

「未来博士3分間コンペティション」は、文部科学省「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業(次世代研究者育成プログラム)」に採択された「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」(代表機関:広島大学、共同実施機関:山口大学、徳島大学)の取組の一環として実施しています。

 

「未来博士3分間コンペティション2016」結果発表
    
http://home.hiroshima-u.ac.jp/hiraku/event/competition_2016/report/

              

 


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