「第109回コンソーシアム人材セミナーin山口」と「キャリアデザインⅡ(2020年度第12講)」の共催セミナーをオンライン開催

 7月16日(木)オンラインにて、「第109回コンソーシアム人材セミナーin山口」 と「キャリアデザインⅡ(2020年度第12講)」の共催セミナーを開催し、他大学や企業からの聴講者も含めて、21ヶ所(講師除く、ピーク時接続数)からの参加がありました。

  冒頭の望月信介教授(キャリアパスデザイン推進室長)の挨拶に続き、本学工学部電気工学科の卒業生で、安川電機みらい館館長で北九州市立大学特任教授でもある岡林千夫氏により、「グローバル化時代の研究者・技術者 ~グローバル化時代を生き抜く研究者・技術者ケーススタディー~」と題して講演をいただきました。

 講演では、ご自身の生い立ちから始まり、学生時代にシーケンス制御の講演を聞き安川電機に入社されたこと、入社後は直ちに産業用ロボット開発を担当したがそのころは揺籃期でありロボット事業はお荷物であったこと、その後にロボットの販売のためにスウエーデンやドイツに長年駐在されたことなどを、わかりやすく紹介されました。海外駐在では、当初英会話は苦手であったが、電話で聞いた英語の常とう句をノートに取ることで徐々に英語が上達したこと、販売拠点からの問合せに「できない」と回答したことをメモにとっておき、帰国後集中的にその実現に取り組んだことなど、ご自身の経験を生々しくご紹介いただきました。
 
 産業用ロボットについては、食品加工や包装、乳牛からの搾乳、介護など、従来の機械製造関連以外の分野への展開が紹介され、今後の応用分野の広がりが示唆されました。興味深い話題が次々と提示される中、予定の時間となり、盛況のうちに終了しました。




            セミナー開催中のPC画面(中央上が講師の岡林氏、左横がスライド)

 

以上

 



 

   

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