「 第49回コンソーシアム人材セミナーin山口」を開催しました

1月25日(木)、常盤キャンパスの工学部D12講義室において、「第49回コンソーシアム人材セミナーin山口」を開催し、教職員・学生や複数の学外企業の関係者も含め、20名以上が参加しました。

このセミナーは文部科学省「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業(次世代研究者育成プログラム)」に採択された、「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」(代表機関=広島大学、共同実施機関=山口大学、徳島大学)の活動の一環として開催されたものです。

冒頭の兵動教授(特命)の開会挨拶に続き、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)担当役の小林照明氏から、「「ちきゅう」の挑戦-未踏の深部へ-」と題して、約1時間30分の講演がありました。小林氏は本学工学部資源工学科のご出身で、石油資源開発株式会社に入社されたあと、海洋研究開発機構に出向(後転籍)され、以来、同機構が保有する地球深部探査船「ちきゅう」の建造と運用管理体制構築に携わってこられました。

講演は、「ちきゅう」による深海調査の様子、調査のためのさまざまな技術、過去のプロジェクトとその成果、将来の夢(マントルへの到達)について動画を交えて熱く語っていただき、また山口大学OBを含む研究者の活躍ぶりもご紹介いただきました。参加した学生・教員から活発な質問が相次ぐ中、時間の関係もあり盛況のうちに閉会しました。アンケートには「ふだん聞けない話が聞けた」との声が多数寄せられました。

 


  セミナーの様子

 


 

   

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