「未来博士3分間コンペティション2015」において
  連合農学研究科博士課程2年の田崎英祐さんが最優秀賞を受賞

 

「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」が主催し、11月1日(日)に広島市内のホテルで開催された「未来博士3分間コンペティション2015」の「3分間で未来を拓く!プレゼンテーション」で、鳥取大学大学院連合農学研究科2年の田崎英祐さんが、最優秀賞に選ばれ、さらに、聴衆が選ぶ「オーディエンス賞」銀賞も受賞しました。

 

   

           表彰式                    表彰状を手にする田崎さん

 

同コンペティションは、博士後期課程の学生が1枚のスライドと3分間という限られた時間で自身の研究のビジョンと魅力を分かりやすく伝えることにより、コミュニケーション力の向上を図り、社会における博士人材と博士研究に対する肯定的な理解を広めることを目的として初めて開催されました。

当日は、本学からの5名のほか、広島大学、徳島大学、岡山大学、鳥取大学、広島県立大学、立命館大学からの発表者も合わせて37名の学生がエントリーし、高校生を中心に約300名の聴衆を前に思い思いのプレゼンを披露しました。

 

   

    プレゼンを披露する田崎さん                   会場の様子

 

田崎英祐さんが所属する、鳥取大学大学院連合農学研究科は、鳥取大学及び連携校である山口大学並びに島根大学からなっており、田崎さんは、学部学生のときから山口大学で学び、連合農学研究科進学後も、山口大学を拠点に研究を続けています。

今回のプレゼンテーションでは、自身の研究である“シロアリの長寿命の謎”について、「健康はシロアリから学べ!」のテーマで紹介し、シロアリの特性を活かしたオリジナリティの高い研究内容が審査員に高く評価され、審査員全員一致で最優秀賞に選ばれました。表彰式では、高田隆審査委員長(広島大学理事・副学長)から、「3分間コンペティションは、科学技術人材育成を目的として中四国だけでなく広域の大学で運営されている。田崎さんが鳥取と山口を結んで架け橋となって研究を進められたということは、とても意義のあること」との言葉が贈られ、表彰を受けて田崎さんからは、「短い時間で自分の研究をアピールするのは、初めての経験だったが、自分に足りないところが分かり、これからの研究に活かしていきたい。」と今後に向けての意気込みが語られました。

 

※広島大学ホームページ中の関連記事
  (コンペティションの結果)
  
http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/24278

 (田崎さんとオーディエンス金賞受賞者の発表の動画)
  
http://home.hiroshima-u.ac.jp/hiraku/event/

 

 

 

   

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